昨日の話題の続きです。

何故、アルタイ山脈のことを書いたかといいますと、

この地域やモンゴルでは、最近、地下資源調査が熱心に行われているからなんです。

https://openjicareport.jica.go.jp/pdf/11641511_01.pdf

https://openjicareport.jica.go.jp/pdf/11674165_11.pdf

http://mric.jogmec.go.jp/public/report/2005-10/mongolia_05.pdf

http://mric.jogmec.go.jp/public/report/2005-10/uzbekistan_05.pdf

(上から、新疆ウイグル自治区調査レポートがふたつ、モンゴル国資源開発環境調査、カザフスタン共和国資源開発環境調査)

古くからカザフスタンからのユーラシア大陸中部エリアは鉱物資源の宝庫とされていました。

かつては、この辺りは海だったようで、塩湖があったり、石器時代の遺跡が多く見つかっています。

ユーラシアプレートは大きなプレートになってはいますが、元々はいくつかの地塊が衝突合体を繰り返して拡大したようです。その為、内陸部なのですが海があったと。

そして、インドプレートと衝突してヒマラヤ山脈等の複雑な構造体が造山されたようです。

有史上では、このエリアには、ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠、キジルクム砂漠と大きな砂漠でしめられています。

砂漠が何故できたのかは、→ここ(砂漠博士)をみてください。

よくわかりませんが、熱と乾燥による気候の所為らしい。

 

アルタイ山脈からもう少し西の方、サマルカンドがあるあたりにウズベキスタンがありますが、ここにあるキジルクムは、赤い砂と呼ばれる砂漠地帯です。

タクラマカン砂漠

気になっているのは、エジプトのスフィンクスが砂に埋もれていたように、過去の遺跡や文明は、後世の気候変動で砂に埋もれているのではないだろうかと思っています。未だ、砂を取り除かれたことはないので不明ではありますが、近い将来、人工衛星からのスキャンで何かつかめる日が来るかもしれません。

https://www.kier.kyoto-u.ac.jp/DP/DP303.pdf(京都大学経済研究所2003/7)

 

最近のニュースでモンゴルにニンジャが出没!というのがありました。タートルズのニンジャによく似た姿の未登録採掘者が金鉱脈を無断で採掘をしているというニュースでした。

今は記録がないまま埋もれてしまった記憶があるのだろうと思っています。

赤い線は、低地をたどって書いたものですが、ほぼのちのシルクロードとルートが重なってきます。

 

誰か砂漠の中を探検してくれないでしょうか。

きっと前史的な発見があると思うのです。

 

話がちょっと変わりますが、日本人のルーツもこの赤い線に沿っていると思います。

モンゴルのバイカル湖周辺やヒマラヤ山脈の南側からのルートで移動があったのだろうと予想しています。