五常(ごじょう)とは、

・仁(じん)

・義(ぎ)

・礼(れい)

・智(ち)

・信(しん)

以徳報徳(徳をもって徳にむくゆ)の儒教でいう徳用のこと。

二宮尊徳が村の復興のために書き下ろしたマニュアル本の精神部分の基本が五常であると

たまたま昨夜、テレビで二宮金次郎特集を見て知った。

最近の小学校にはもうないのかもしれないが、かつて、ほぼ日本中の小学校には必ず、二宮金次郎像が校内に設置されていた。

だから二宮金次郎のことは知っている。

でも、働きながら勉強した苦労人ということくらいしか正直知らなかった。

しかも学校では幼少の頃の話程度しか知らされなかったように思う。

少年時代以降の働きや、青年から年配になるまでの農村改革のすごい話を知って驚いた。

貧しい農村の出の金次郎であったが、貧窮する小田原藩の立て直しを命じられ、冒頭の五常を地で行く人格者だったようだ。

なんせ1円札にも取り上げられているので社会貢献度は高かったと思われる。

論語を読んでいたのだろうか。

 

紀元前500年頃の中国の兵法書、孫子の中に、(我が家の積読書にあったので開いてみました。)

・将とは、智、信、仁、勇、厳なり

知謀(先を見通し、謀略を駆使できること)、信義(部下から信服されること)、仁慈(部下をおもいやること)、勇気(実行力)、威厳(部下から恐れられること)という5条件は内外への器量で、それぞれが掛け算として心得ることが徳なのだろう。

 

冒頭の五常と比較すると、勇・厳が、礼・義に置き換わっている。

より人との関係に重きが置かれていることから、孫子以降に使い分けられたのかもしれない。

 

詳細については、こちらの博物館サイトをご覧になってください。きっと見直すことになろうかと。

こんな人が政治家にいたらいいなあと思ってしまいました。

https://www.hotoku.or.jp/sontoku/