こわいですね、こわいですね。
ゲリラ豪雨と雷。
やはり、あの地響きのするような稲光の後の落雷音は凄まじく、恐れ多い。
漫画にもイカズチ(雷の読み方)ってありましたね。神の鼓の音なのでしょうか。
決死(だったかどうかはわかりませんが)のベンジャミン・フランクリンがタコあげて雷が電気だと発見したのは、今から268年前。
でも摩擦電気は、紀元前600年頃に発見されてて、それが電気だとはわからなくて、軽いものを引き付ける力が発生するということがわかっただけだったようです。1600年代にはいってからこれが電気だと理解されたそうです。
電気をためておく電池は、1800年にボルタが発明して電気のボルトの名称にその名が残っています。
※県立川崎図書館発行の情報ライブラリーより引用
最近雷が多いですよね。不安定な天候で沢山落ちますよね。こわいですね。
でも、もったいないような気がしています。
わざわざ発電せずとも自然界から電気を受け取れればやすあがり!と、関西人的発想ですみません。
でも、雷は電圧が高すぎてアースしないととても危険ですよね。
その危険な雷から電気を収集しようと考えた人、やっぱりいました。
金沢の北國新聞、2010年1月版で見つけました。(あいばすすむ教授の実績)
◎雷雲から電気エネルギー収集、蓄電 金沢工大・饗庭教授がシステム考案
500V以下の雷(電気)を収集して、それを越す高電圧の雷は地下にアースするという方法で行ったようです。一般家庭の平均的な電気使用量340kWを雷で収集できるそうな。
冬場に多い雷なので日本海側なんですね。
雷雲から地表に落ちる雷のことを「大気電流」と呼ぶのだそうで、この電流を取り込むことを大気電流発電なんだと知りました。
(余談ですが、私はよくウィキペディアを引用しているのですが、毎年、わずかですが寄付をしています。広告収入も取らずにただひたすらに知識の提供を無償でやって頂いていることに感謝を感じているからです。)
雷程の電気量は取り込めないのがとても残念です。
雷が利用できる将来を夢見ています。