心斎橋PARCO、懐かしい響き。なんせ、今H&Mが入るビルが元心斎橋PARCO。L字型のビルで狭くて使いにくいビルで客が入らない不振店でした。20代の頃にファッションショップの店長で仕事をそこでしていたことがあったが、不振=人手が集めにくく、精神的にも辛いお店でした。

メイン道路、御堂筋に面した大丸本店の北館(元そごう)の下層階にパルコが2021年春に再登場します。大阪では狭小ビルでZERO GATEの展開に切り替えてPARCO名はなくなっていました。

大丸本店のリニューアルオープンブログ:

次世代型新百貨店ビジネスモデルの原型を目指す大丸心斎橋本店

老舗大丸本店の、百貨店のこれからの生き抜きの覚悟を持った改装、心斎橋(1)

心斎橋大丸本店の改装リポート(2)

大阪府と三井不動産と大丸心斎橋本店の密着度

関西ではOPAの方がメジャーになっていましたが、イオンになって陰りの出たOPAはかつての勢いはありません。

さて、どんなPARCOになるのでしょうか?

 

ずっと前に難波高島屋と心斎橋大丸を結ぶ、2核1モール型のショッピングセンターの基本形になっている心斎橋筋ということを書いたことがありましたが、その北の核が心斎橋大丸と心斎橋PARCOになります。言わば、新業態百貨店の大丸と新専門店ビルのPARCOという集積となります。

心斎橋OPAは、過去最高が150億円近くまでいっていましたが、今は、多分100億円強だろうと思います。

北館はそごう時代の最高は約560億円くらいだったと記憶していますが、40%外商売上だったとすれば336億円だと推定。

今頃の売上効率に置き換えれば、約200億円位が目標値になるのだろうか。クリスタ長堀も大丸の子会社が受託運営していて88億円なので妥当なところだろう。問題は、B2Fから7Fまでがパルコで200億円、8Fから14Fまでが大丸の専門店街が入って、こちらは本館の売上と多分合算されて公表値となると予想。本来、プラスになる売上だろうが百貨店がやっているという総合売上方式となるだろう。

大丸の商圏は広域、約76万人(心斎橋店と梅田店の合算)で女性比率83%という支持層を持っている。

心斎橋筋はインバウンドだらけになっていて、もう異国状態。渋谷の比ではない。

当然、上記のデータには外国人はほとんど入っていないと思われる。そのため追加できる客層になる。変動要素は大きいとしても。

売上目標はまだ発表されていません。私の漠々な憶測値です。発表を待ちましょう。普通なら300億円以上を出して欲しいなと思っていますが。

 

 

渋谷パルコ、錦糸町パルコ、心斎橋パルコのことを続けて書いてきましたが、中身の差は感じてもらえましたか?

心斎橋の中身はまだわかりませんが、過去ブログには従来型の展開予定と発表されていることを記載しました。

3店舗とも都心型パルコとされているのです。

やはり、近未来型が渋谷、従来の都心型が錦糸町という違いはありそうです。

 

ファッションビルの行末がヤング特化型に陰りが出ている状況から今後、生き残りをかけて業態改革を行うとすると、

SCの継続維持条件:1立地(ターミナル等)、2良質テナント確保、3Eコマース連携度(物販)、4、高リアル度施設化

ではなかろうかと考えました。テナントの出店意欲は下がっていて、同じ地域に複数店出店してきた過去からの決別が喫緊の課題になってきています。つまりは、テナント確保がより難易度が高くなる。つまりは家賃条件等が下落する要素(不動産業界の収入の将来的な下落要素)があります。

高リアル度施設化とは、ネットでは享受できないサービスを取り扱う度合いを指すのですが、実例を挙げてみますと。

実体験、施術サービス、飲食、コンビニ的物販(ギフト・生活用品等)、シネマ/劇場/娯楽、シネマ、レンタルスペース、医療モール(医院、処方箋薬局、コンタクトレンズ、メガネ等)、デジタルネットセンター(ネット医療、ネット学校、ネット教室、ネットセミナー等)=コワークセンターが将来、これに変態化を予想

 

つまりは、渋谷パルコが行末の一つの答え!ということになります。

まだまだ利用者が馴染めていない段階なのでシフトするまでにはデジタルと違って生身の人間なので10年くらいはかかるだろうと思います。

渋谷パルコにはまだまだ馴染めないだろうと予測していて、馴染む時間が必要となるので効率面では厳しい時間がいることになる? 渋谷パルコ以外は、昨今のテナントミックス型で当面はしのげるだろうと思う。ただ、OPAもそうなのだが、PARCO=ヤングという認識でその年代をすぎた人たちからは自分が利用するという想定には入らなくなるので客層幅が広がらないというネックが常につきまとう。名前を変えれば良かったのにね。PARTOとかMARCOとか(笑)