日本神話の元になったのかなあ、って能天気な話を描いたことがあった「姶良カルデラ」の話:霧島連山、新燃岳噴火の影響
をさらに輪をかけたような大きな話の学説をみてしまった。
神戸大学海洋底探査センター (KOBEC) のレポート:
http://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2018_02_09_01.html
姶良カルデラの2万9000年前の火山灰の影響図と似た規模だ。
しかも、この図、
姶良(あいら)の線状に「鬼界カルデラ」や阿蘇カルデラがある。まるで導火線のように。(火山前線)
先週の1月17日に噴火した口永良部島は、正に、この線上にある。
気になるのは、マグマ噴出量と火山活動サイクルだ。
40km3以上のマグマを一気に噴出する「巨大カルデラ噴火」は、日本列島で今後100年間に約1%の確率で発生し、ひとたび起きると甚大な被害が予想されます。従ってその発生メカニズムの解明と噴火予測の検討が喫緊の課題です。
(引用文を転載)
既に、富士山の噴火も予測されているらしい。富士山の噴出量の方が大きいのだが、問題は、周期だろう。
鬼界カルデラ噴火の可能性が高いことに恐ろしさを感じてしまう。
日本消滅の危険があるとこのチームでは探索の強化を訴えている。
21世紀に入り、火山活動と地震発生は突出しており、地球の火山活動(1万年間での活動)の7%を占める日本故に、聞き流せない内容だ。当然ではありますが、この文の裏を是非、皆さんで追いかけて欲しいと思います。
http://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/info/2014_10_22_01.html
神戸大学のサイトから辿れると思います。4年以上前のものですが、記載内容を転載します。
日本学士院紀要 (Proceedings of Japan Academy, Series B, Physical and Biological Sciences) に、2014年11月11日に掲載されます。(追記: http://www.japan-acad.go.jp/en/publishing/pja_b/contents/90/90_9.html に掲載されています)
→https://www.jstage.jst.go.jp/article/pjab/90/9/90_PJA9009B-01/_html/-char/ja/(PDF)
地震の世界レベルでのデータベースはこちらで見ることができます。