日本の顔、日本橋、その中心に位置する重要文化財の高島屋の改装状況が素晴らしい。

 

ずっと過去に高島屋グループで日本のSCの原型を作った東神開発のことを書いた。

 

玉川高島屋をスタート台として、シンガポール随一のSCで海外での地位と利益を確保してきたと言える。

https://ameblo.jp/moskan/entry-11199374622.html

 

※パルコとJフロントリテーリング合併後の決算ブログ2012年:https://ameblo.jp/moskan/entry-11506001157.html

※アジアシフトのイオンモールと三菱地所のブログ:https://ameblo.jp/moskan/entry-12287450193.html

 

高島屋が日本を代表するトップと言えるのは、その商品力、日本をベースにしたオリジナルブランド化ともうひとつは日本橋をしっかり守っていることと私は思っている。

 

また、一方で地域開発力においては東神開発が力を発揮し、ここにきて百貨店部隊とのドッキングをより鮮明に、顔である日本橋店に持ってきたことが時代を切り替えてきたと言える部分と認識している。

このマーク、もうあちこちでみるようになりましたよね。

シンガポールもこのマークですね。

百貨店とちゃうぞーっと明確化し、テナントさんも利用顧客と共にお客様だと認識しているから中途半端にしないのだろう。

 

日本橋高島屋のリニューアルのほとんどはこのSC化された。グランドオープンは2018年9月25日の予定。

一部先行オープンも今春から始まっている。

新館:低層部の1−7階(17000平米)を全114テナントで構成。3月14日にポケモンセンター東京DXとポケモンカフェがオープンした。

本館:46000平米

東館:4−5階(2000平米)

ウォッチメゾン:2015年開業(800平米)

全体で「日本橋高島屋SC」65、800平米。全体を東神開発が運営する。

 

大丸はSCエリアと百貨店エリアが混在になっているイメージがある。より明確化された高島屋SCかもしれない。

 

本館と新館の間は歩行者専用道路として大屋根付きのガレリア空間となる。

屋上庭園は6000平米、2019年春の完成予定だそうだ。

新館と本館のフロア構成

新館の構成

主なテナント

 

百貨店部分でも、高島屋の健闘は続く。

この分類ではわからないが、外商売上が全体の40%以上を占めていると思われる。そんな努力は商品群構成では見えない。

それに、ネット通販売上も地域各店に入れ込まれているようだし、これも状況は見えない。

 

不動産事業の強化では数歩先をゆく高島屋グループですが、ネット化や三越のお帳場制もそうだが百貨店の外商・友の会売上の構成比は高く、この頑張りと店外催事等での稼ぎで苦しんでいるであろう部分までは全く有報には反映されておらず不明だ。

 

どうする?百貨店はこの見えない売上部分にその本質がある。

 

しかしながら、高島屋百貨店17店舗を2019年2月期決算で全店黒字化を目指している。今期の話だ。目処がついたのだろう。22年ぶりの快挙だ。その手法に興味を抱く。