内藤記念館という宮崎県延岡市の譜代大名であった内藤家の所蔵品を一般公開している資料館がある。(残念ながら、建て替え工事でごく一部しか今はみることができない。三年後にはみられるようです。)

その資料館に2万5千年前の話が地図入りで表示されていることがある。

 

地球の大活動期は、10万年前から2万5千年前までとされ、7万5千年前には人類は地球上に1万人もいなかったとされるトバ・カタストロフ理論という研究がある。

来年のNHKの大河ドラマは、「西郷どん」のようですが、その地元鹿児島は、歴史上も日本の中心であったのかもしれない。

高千穂神話伝説も、天孫降臨の地として高千穂を日本の起源としている。

 

実は、阿蘇山がその中心であることに由来すると考えている。

天の岩戸の扉の岩が北海道や青森にまで飛んでいったという話は、この噴火によるものと思われる。

阿蘇山に連なる活火山、霧島連峰の中に高千穂がある。

こんな時にはグーグルアースがとてもわかりやすい。

断層まではっきりみてとれる。

中央が阿蘇山でその外輪部分に霧島連峰がある。

上が南に向きを変えると、高千穂の北の平野が延岡市になる。

そして、深〜い谷は、阿蘇山の溶岩流が固まってできた柱状石だが、7千年前に高千穂峰が噴火をしている。日本はここから始まったのだ。

6300年前にできた、その景観の今、

半月の岩形を月形(つきがた)というらしい。高千穂峡から見られる。

 

高千穂峡は、一番、深いところ。

先日の大雨でははるか上の方まで水に浸かったらしい。

火山の分布をみてみると、

地震と火山活動は連動している。

 

人間の歴史はホンのわずかな期間しか地球上では活動していない。

5千年毎に起こる地球規模での天変地異説は、南米のマヤ文明の知恵。

 

日本の歴史を左右する南九州の連山に祈るばかり。