わずか1時間足らずで大阪から岡山まで行けるとはいえ、すぐには行けませんでした。開店したのは2014年12月5日なのでもう1周年になります。

明治16年、あの内務卿大久保利通が暗殺されたのが明治11年、という頃に創業された林原は水アメ作りで成長した岡山屈指の名門企業だった。のちに破綻した頃にはバイオメーカーとしての地位を確立していた。粉飾決算で倒産したと言われるがなぜそんなことになったのか知る人は少ない。

憶測ではあるが、岡山駅前の広大な土地を利用したザ・ハヤシバラシティ構想の実現を目指していたものと思われる。百貨店・美術館等を集めた中国一の施設づくりを目指していた。莫大な費用を必要としていた事業を本業の中で目論んでいたのではないだろうか。

中央の駐車場がその対象の土地。

きっと本意ではなかったであろうが、結果として中国一の商業施設イオンモール岡山は開業された。林原の債務処理のために入札されたこの土地はイオンが200億円で落札。商業施設の建物はこれから加算されることを考えると価値ある投資であったのではないだろうか。岡山駅からの地下通路の整備費用等もイオンが負担した。
きっと500-600億円規模の資産価値となっていることだろう。

イオンはこれもREITにかけていくであろうことは明白。イオンリート投資法人は、23物件(SC)1943億円の資産を運用して92億円の収益を上げている。一口あたりの収益も順調のようだ。

岡山資産はまだここには入っていない。入れると評価価値の現段階で一番高いのがレイクタウン(埼玉)の306.6億円だから間違いなく岡山がトップとなる。



http://www.aeon-jreit.co.jp/ir/pressrelease/pdf/ARP-dMx8.pdf

イオンモール岡山の前にあるビブレやOPAは現在閉鎖されている。しかし、物件は確保されたままで地域の一体開発として次の一手に使うつもりでいるようだ。

イオンモール岡山は岡山戦争とも言えるような最前線となっている。
倉敷の三井アウトレットパークやセブンアイホールディングスの傘下の商業施設アリオやイトーヨーカ堂等と対峙している。

そんな最前線をリサーチしてきた。(続く)