- Cookie
- ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 私のパパはマフィアの首領
★★★★☆
COOKIE(93分)
監督: スーザン・シーデルマン
製作: ローレンス・マーク
製作総指揮: スーザン・シーデルマン、ノーラ・エフロン、アリス・アーレン
脚本: ノーラ・エフロン、アリス・アーレン
撮影: オリヴァー・ステイプルトン
音楽: トーマス・ニューマン
出演: ピーター・フォーク・・・ディノ・カピスコ(元マフィアのボス)
エミリー・ロイド・・・クッキー(ディノの娘)
ダイアン・ウィースト・・・レノーラ(ディノの愛人、クッキーの母)
ブレンダ・ヴァッカロ・・・バニー(ディノの戸籍上の妻)
エイドリアン・パスダー・・・ヴィト
ライオネル・スタンダー・・・エンゾ・デラ・テスタ
ジェリー・ルイス・・・アーノルド
ボブ・ガントン・・・リッチー
◆ストーリー◆
かつてマフィアのボスだったディノが13年の服役を終えて出所してきた。
彼の悩みの種は、不良の娘クッキー。
出所後、パパから紹介された工場で働くが、性にあわず、ひょんなことから、パパのお付の運転手に。
入所中にボスの座を奪われたと知ったディノは、再び権力闘争に巻き込まれ、クッキーの作戦で危機を乗り越えようとするが・・・
◆感想◆
80年代の雰囲気が漂う映画。
エミリー・ロイドのファッションが懐かしい。
パパ(ディノ)役は、「刑事コロンボ」。
いきなり、車の爆破シーンから始まり、次にお葬式のシーンに。
そして、その2~3年前、ディノの出所前後の話にさかのぼる。
マフィアがいっぱい出てきて、誰がディノ側で誰がカーマイン(ディノのライバル)側なのかよくわからないし、そして、戸籍上の妻と愛人(クッキーの母)、FBIに検事に・・・登場人物の関係がややこしい!!
誰が仲間で誰が敵で・・・っていうのがいまだ理解できないでいます。
でも、父親に反発する不良娘が、父と行動を共にするうちに、パパを助けたいと思うようになって、大胆で無謀とも思える提案をする。
映画の最初に出てきた葬儀シーンは、実は、ディノの葬儀シーンでクッキーも出席してるんだけど、クッキーは、薄笑い・・・パパが死んだのに何故?って思うかもしれないけど、これ以上言うとネタバレになるのでやめときます。
でも、この葬式の裏でとある教会で2人だけの結婚式が行われてて・・・っていうのが面白いと思う。
あと、パパがクッキーに別れ際に「まじめに生きろ。」って言うのが笑えた。(「おまえモナー!」ってつっこみいれたくなったよ。)
人間関係ややこしかったけど、ラストは素敵だったと思う。
(ラストに流れるカイリー・ミノーグの「I should be so lucky.(ラッキー・ラブ)」がまた懐かしい!)
もう一度、人間関係を整理して観てみたい。
ところで、ダイアン・ウィーストってすごくおっとりした癒し系の女優さんだと思いません?
日本で言うところの井川遥みたいな・・・