ジェネオン エンタテインメント
ビッグ・リボウスキ

★★★★☆

無職でボウリング好きの"デュード"ことジェフ・リボウスキ(ジェフ・ブリッジス)。

ある日、ボーリングから帰ってきたら、家に2人の男がいて、女房の借金を返せと怒鳴り散らし、部屋のアクセントだった敷物を台無しにされる。

身に覚えのないリボウスキは、同姓同名の大金持ちと間違われたと気づき、敷物を弁償してもらうため、金持ちのリボウスキ(デヴィッド・ハドルストン)の家へ出向く。

その後、リボウスキ夫人が何者かに誘拐され、その身代金の受け渡しをデュードが引き受けるハメになってしまった。


ボウリングに命懸けのデュードとその仲間たち、敷物にこだわるデュード・・・これだけでも私は笑えるんですが、殴られて意識を失ったときと強い酒を飲まされて意識を失ったときのデュードの妄想シーンが面白すぎる。

レビュー(↑)のボーリングシーンも妄想のシーンなんですが、ある独裁国家の大統領ソックリさんが出てきたりなんかして。

あと、デュードの仲間が個性強すぎ。

ウォルター(ジョン・グッドマン)は、典型的な自己中。何かとベトナム戦争を引き合いに出し、ユダヤ教の安息日は、動かない。

ドニー(スティーヴ・ブシェミ)は、話の途中に話題に入ってきては、話の腰を折ってウォルターに怒鳴られる天然キャラ。


(以下ネタバレあり)


そのドニーが最後、死んじゃうのよね。

ドニーの遺灰を海に散骨するんだけど、そのシーンがまた笑えるんだよね。


(ネタバレここまで。)


でも、面白いんだけど、訳のわからないところもあって・・・

結局身代金はどうなったのか?(デュードの推理した通りなのか?)

金をネコババしたというガキは、一体何だったのか?

結局、敷物はあきらめたのか?

それと、ウォルターがボーリング場に連れてきた犬「ポメラニアン」って言ってたけど、ありゃあ、どう見てもポメラニアンじゃないぜ。(ヨークシャテリアっぽかったけど、ヨークシャテリアでもなさそう?)


・・・など、ちょっとスッキリしない部分もあったけど、大笑いできたので4つ♪