私は三児の母親です。
しかし、たまにふと私にはまだまだ母親である器量なんか無いんじゃないかと頭を抱えます。
子供は大好き
母親としての幸せを知り、母親としての生活にのめり込んできたこの10年
ふと、鏡を見るともう、昔のようには戻れないおばさんの自分…
もちろん女として母親として上手く両立して頑張っている母親は沢山いる。でも私はそれが出来ていない。
頑張ればいいだけ
答えはシンプルである。
でも、上手く出来ない自分の歯痒さに胸をなでおろしてはつくため息。
優しかった旦那からも、今はママとしての私しか見てもらえない。
私の中に、女として接してもらいたい感情がある事なんか夢にも思わないんだろうなと思うと、自分は何なのかわからなくなる。
幸せなのに。まるで、女である事を表に出すと罪悪感すら感じてしまう不思議な気持ち。
みんなどうしているんだろう、とたまに疑問に思う。
私の中の母親という純潔は、時に自分を苦しめる。でもその純潔さが、私の人生を大きく変えて自分を好きになれたのも事実。
でも自分の事を後回しにしてばかりいるのは良くないと最近思う。
娘たちにそんな母親像を植えつけてしまうのは良くないのかなと最近思う。
彼女たちが母親になった時、私より輝いた母親になってもらうためにも、少し変わろうと思う。
自分を大切に出来なければ、きっと自分が好きじゃなくなり、目の前にある幸せな出来事を直視出来なくなってしまうから。
自信が、必要である。
人生は甘くない。
誰かのかげに身をひそめながら静かに生きて行くのも悪くない。
でもやっぱり私は顔をあげて笑顔でいたい。
強くなろう。まだまだこれからだ
負けたくない。自分の人生まだまだ楽しみたい。
私は、ママである。
でも自分自身が居てこそのママになる。
最近そう考えれるようになった。
忙しい日は続く。
波にのまれないように、のまれてばかりではなく波にのっていく。
今年ももう半分終わってしまったけど、誰も知らない気にもとめない小さな灯りの下そう決意した。