本日のご紹介は紀伊勝浦駅で購入しました
川柳 幕の内弁当
では、外観から
中を
アップで
紀伊勝浦駅の幕の内弁当です
容器と外箱は市販品を使っていて味気ないのが残念です。その分中は充実していることを期待しましょう。
蓋を開けると中央にご飯を配置し、周囲をおかずで囲んでいますが、これといっておーっと思わせる物はないです。まっそれが幕の内なんですけどね。
おかず、メインから見ていきましょう。
川柳さんの名物駅弁紀伊勝浦駅 川柳 鮪素停育(マグロステーキ)弁当に入っているマグロのステーキが一つ入っています。幕の内といえどもご当地ものが入っていると何となく嬉しくなります。マグロの赤身に片栗粉をまぶして揚げて醤油ベースのあんかけがかかっています。パサパサしていないのでとてもおいしいです。
その下にあるのは帆立フライ、これは冷凍物かな?エビフライはやや大きめのが入っていました。ソースもちゃんとついていたけど、まぁ普通なお味です。鮭は随分塩気が強くて最近では珍しいですが、これがご飯が進んだりするんですよね。
そのお隣は肉団子にレンコン、インゲン、ニンジン、昆布の煮物に玉子焼きです。さりとて特徴はないのですが、玉子焼きは随分出汁をきかせていて関西の食文化圏に入ったことを思わせてくれるもので何だかホッとする味です。
ジャガイモの素揚げや昆布煮(昆布が二種類も入っているのは珍しいです)そして漬け物が入って最後は山菜、すりごまをまぶして食感にアクセントを付けていました。こういう水煮、あまりおいしくないものが多いですが、こうやって一手間加えると随分食べやすくなるものです。
そうそう、ご飯、いかにも型押ししてそのまま盛りつけましたって感じが全開でしかも冷え切っていましたが風味や食感などは意外にも普通でこれも特徴はなかったです。容器の枠の大きさに合わせた盛りつけをするだけで見栄えは全然変わるのにちょっと残念です。まぁ型にはめて盛りつける方が楽なのは分かりますが。
マグロのステーキ以外入っているものも味も特徴のないものばかりでしたが、そこは幕の内弁当、特徴を求めてはいけないですね。しかし外箱をオリジナルのにしたり、中の盛りつけを工夫すればいいのにと思いました。
それでも景色もいいおかずとなって完食してしまいました。