本日のご紹介は東京駅 駅弁屋祭で購入いたしました。

大船軒 ルーローハンの台湾風弁当

この駅弁は大塚食品のジャワティーストレートで有名なシンビーノとの駅弁で世界旅行というコラボで作られており今回のお題は台湾ということです。この駅弁を購入するとジャワティーが1本無料でついてきます。ちなみに大船軒調製ですが、大船駅では販売されていません。大船軒さんは東京地区や車内限定の駅弁を多数調製しており、比較的目にすることもおおいです。変わった所だと小田原や熱海駅でも販売されており両社の鰺の押し寿司が販売されています。昔では考えられないことですね。駅弁売店で似たような他社の駅弁を販売するなんて。
では、外観から
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食べてはいけないものの表示にピクトグラムと英語が使われています。アレルギーをお持ちの方や宗教上食べられないものがある外国人にも食事をたのしんでもらおうという配慮から最近導入が始まったものです。
続いて中味を
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ルーローハンをメインに蒸し鶏の塩ネギソースかけ、イカのバジル炒め、きゅうりの金平、大根餅、ザーサイが入っています。
アップで
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脂身の多い豚肉がよく煮込まれております。椎茸と干しエビも一緒に煮込まれており、醤油風味でとってもご飯が進みます。ルーローハンは台湾料理の代表格ですね。八角は使われておらず、臭いは全然きつくありません。
おかず部分を
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煮卵は台湾ではコンビニでほぼ必ずといって売られています。これはさすがに日本風の薄い醤油味です。大根餅もかなりメジャーな台湾グルメです。大根は千切りにして入っていますが食感としてはあまりありません。米粉と片栗粉のもちもち感が勝っています。これもそこそこおいしく完食です。蒸し鶏の塩ネギソースかけとイカのバジル炒めも冷めてもおいしく食べられる料理として選ばれたのでしょう。どちらも固くはなく、ソースもさっぱりめなのが使われており残さず平らげました。
台湾料理を和風に味付けしたものだと思いました。本場にあわせると八角を使用するので、食べられない人もある程度いますので、万人受けするように和風にアレンジしたのでしょう。でも、全体的によくまとまっている駅弁です。欲を言えば加熱式で販売すればなお、おいしく頂けるのかなと思いました。