１人の休日

先日、４月〜の仕事が決まったのだけど、

おそらくこれが最後になる仕事…。

そう思ったら、本当は花屋とか

ケーキ屋とかパン屋とか、

好きな物に囲まれた仕事に就きたかった。

２駅先のケーキ屋の求人広告を目にした時、

これだ！と思い、

そろそろ仕事を探そうと思っていると

子供たちに話したら、娘がすかさず

「土日休みの仕事にしてね〜。」と。

確かに夫が居た頃は、

当然土日休みが絶対条件だったけど、

今となっては土日休みの必要あるのかな？

どうせ子供たちは土日も家に居ないでしょ！

そう考えて、接客業も解禁かと思ったのに。

娘にすると私は、

ポッカリ予定が空いた日の『暇な時要員』で、

実際に娘の予定が無い日には、

一緒にランチや買い物や映画や旅行にも

出掛けている。

もちろんそれは、私にとっても大事な時間。

そうね、やっぱり土日休みのお仕事ね！ 

と、花屋もケーキ屋もパン屋も

キッパリ諦めた。

そして迎えたこの土日…、

息子は友達の家へ。

娘は大学時代の部活の合宿にコーチとして参加。

もう、さっそく２人とも泊りで居ない

平日の１人は何ともないのに、

休日の１人はまだ慣れなくて、

ちょっとこたえる。

でもこれからは、

ますますこういう日が増えていくのだろう。

よ〜し、気分を上げるため美容院に行って、

久しぶりにパーマでもかけてこよう！

と思い立った。

パーマなんて約20年振り⁈

…いや、もっとかな？

なんだかワクワクしてきた

結果、イメージ通りふんわりした感じに

仕上がって、ちょっと嬉しい。

夫が亡くなってから、

娘に10歳老けたと言われたけれど、

パーマをかけたら若くなった言われた

これまでは常に家族のためにと

過ごしてきたけれど、

これからは時間もお金も

自分のために使っていいんだね。

少しずつ前に進まなくちゃね