昨日はお友だちとランチに。


こういうのは本当〜に久しぶりだった。

夫が病気になり入院してからは毎日病院通い。

少しでも長く夫と一緒に過ごしたかったので、
それ以外の予定は一切入れないようにしていた。

夫が亡くなってからも、
友人たちとは私が勝手に壁を作ってしまってた。

今までと同じような気持ちで
みんなと会える自信が無かったから。

ようやく、夫のことを知らない人とは、
普通ににこやかに会話ができるように
なってきたので、とりあえず先月より
幾つか習い事を再開してみた。

昨年の4月、どのお教室にも、
家族が入院したのでしばらく休ませて
いただきますと連絡をした。

当時私は、夫は半年経てば治って
退院できるものだと本気で信じていたから、
大げさにしたくなくて、
入院したのが夫だとは言わず、
敢えて病気という言葉も使わなかった。

息子が足を骨折しての入院かも知れないし、
娘が盲腸での入院かも知れない…
という色んな含みを持たせて。

そのおかげか、
再開したお料理教室でもお菓子教室でも、
最初に「もう大丈夫なの?」の一言だけで、
それ以上は特に何も聞かれることはなかった。

少し身構えて行ったので、ホッとした。

そのうち何かの機会でもあれば、
夫のことを話す時がくるのかも知れないけれど、
しばらくはこのまま何事もなかったかのように
続けられたらと思う。

余計な気を使わせてしまうと申し訳ないし、
私も居心地悪くなってしまうので。

そうしているうちに、
そろそろ友人たちとも会えそうな気がしてきた!

で、まずはOL時代からの友人と。

彼女とは、途中何年間か
空いてしまった期間はあったものの、
10年ぐらい前からは毎年会っている。

飲みながら食べながら
1年分の近況報告をし合って、
しんみりしたり大笑いしたり。

そして毎回必ず、私も頑張ろう!
と元気をもらって帰って来ていた。

『今年はいつにする〜?』
と昨年9月に彼女からLINEをもらった時は、
夫がちょうどICUから一般病棟に戻った頃だった。

夫の容態が不安定のため、
医師の許可が下り、
私も病室に泊まり込み始めた頃で、
『今、人生最大のピンチを迎えてる!
  祈ってて!』
と返信したのを覚えている。

夫が亡くなってからは、
「私が1番大好きなチョコ🍫を送るね。」
とチョコレートを送ってくれたり、
『今年はいっぱい連れ出すからね。』
と書かれたお洒落なカードが届いたり、
余計な慰めの言葉など一切無い、
さりげない彼女の心遣いがとっても嬉しかった。

今回も「私たち、いつ会える?」
ってLINEをくれて。

東京駅の丸の内北口で待ち合わせ。

お互いの家の中間で、
お互いの都合の良い場所ということで、
彼女との待ち合わせはいつもここ上差し

休日だからかオフィス街は空いていた。

まずイタリアンのお店に入りパスタランチ、
その後カフェでコーヒーとケーキ、
最後に千疋屋のデコポンパフェルンルン

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10時に待ち合わせて20時解散。

10時間2人で喋りまくった照れ

夫のことをあれこれ聞かれもせず、
同情的な雰囲気もなく、
本当に今までと変わらずに接してくれて、
有り難かった!

久しぶりにとってもとっても楽しかった

友だちに感謝ラブラブ