お客様は神様!!ではありません
イタリアに来て20年、自分が日本人らしいのかイタリア人っぽくなっているのか
分からないモシモシです。みなさんお元気ですか?
イタリアのお店のサービスの悪さ!?というよりも
店員のムラの多さにいつも辟易しているのですが
(良いときはメチャクチャ良いのに、次に行ったら全く違うことを言うとか
しょっちゅう。あと可愛い子と行くとサービスしてもらえるとかもよくある話です)
おもてなしの国から来た私としては、それが客に対する態度か!!と何度も憤慨していたのですが
最近分かったことが一つあります。
イタリアではお客様は神様ではありません!!それは前からよく分かっていたことなのですが
店員の方が立場が上なのです。店員の方がむしろ神様?とさえ思ってしまっています。
商品を買わせていただいてる、レストランでご飯を食べさせていただいている
そう言う感じなのです。
こんなに態度の悪いイタリア人がお客様側になったらいかに面倒か、と思っていたのですが
私が友達のメルカートを手伝っている時は、レジでどんなに待たされても大して文句も言わず
(もちろん言う人もいますが、こっちもお客様をお待たせしているので、素直に悪いなーと思います)
むしろ私に質問するときは「あのー申し訳ないんだけど...」と丁寧にへりくだってる感じさえします。
そー思ったら最近はあまり店員の態度が悪いのが気にならなくなってきました。
だってこっちは所詮お客ですもの、店員様の機嫌が悪いならそんな日に来た私が悪かったわ!!
とさえ....いやそれは嘘です。相変わらずチッとは思うけど、前に比べると
穏やかな気持ちで買い物できるようにはなったっと思います。
イタリアに来てもう20年近く、人間変われば変わるものです。