おひさしぶり大根
お久しぶりでございます。モシモシです。みなさんお元気ですか?
あっという間に前のブログ投稿から半年。
時の経つのは早く、気づいたら今年も残すところあと僅かの10月です。
夏は日本に行ったり海だプールだといったりしてたら、ここ数日で急にローマも涼しくなりました。
学校の始まった今でも週末になると「海行こう」「プール行こう」という子供達に
「今この寒さで海に入ったら確実に風邪をひいて月曜から学校に行けないよ」と言うと
「やったー行こう、行こう」という今年から小学生のモシスケ。
そんなに言うならと海に連れて行けば、なぜでしょう泳いでるイタリア人の大人達。
絶対こんなに寒いのに海の中に入っている人はいない!!と豪語してた私の信用はガタ落ちでした。
だって行く途中でちょっと雨なんて降ったりしてたのに!!
子供たちの水着を持ってこなかった私は大ブーイングを受けつつも
子供達の機嫌をとるために「ジェラート食べよう?」というと
「やったー」と機嫌の治る娘モシネと最後まで入りたいとごねる息子モシスケ。
「じゃーパンツ一丁で泳いでおいでよ」とキレ気味に言うと
「やったー」といそいそと脱ぎ始めるモシネと
「日本でパンツ一丁で泳いじゃダメって言ったじゃん」とまたもやごねるモシスケ。
結局パンツ一丁で二人とも唇を青くし、震えながら入っていました。
そこまでして海に入りたいところに我が子供にイタリア人の血を感じました。
イタリア人の海への思い入れというか執着というかなんと例えて良いか分からない熱い想いは
本当に私の理解を超えています。「そこに海があれば幸せ」とかジャンカはよく言っています。
外にいてもジャケットが欲しくなりそうな気温の中
震えながら海から上がってきてモシスケの一言は
「温かいおうどん食べたい」でした。
日本の血も少しは入ってるってことね、とその日の夜はおうどんを作ってあげました。