欲しがりません、見るまでは(メニューを)
モシモシです。みなさんお元気ですか?
一番仲の良いイタリア人の女友達と久々に夜ご飯を食べにいきました。
彼女に子供が生まれる前は毎日のようにご飯を食べていましたが、
彼女の子供が生まれて早7年、子連れだったり、お互いの家だったり、
他の友人家族とだったり、ランチだったりは何度もあるのですが
二人っきりでは初めてです。
「何が食べたい?」と聞くと「外で子供なしで食べるのは久々だからなーんでもいい」
というので久しぶりにお魚のお店に食べに行く事にしました。→昔のブログ
ここは前菜が本当にお勧め。なので早速前菜を。
「生食べる?」と聞かれるので「牡蠣」だけを頼んで前菜を満喫。
前菜でかなりおなかいっぱいになったのですが、
私の友人は久々の外食にテンションが高いので
「もっともっと食べよう」というので「メニューを下さい」というと
ウェイターが「お勧めはこれこれとこれ」と口頭で言ってくるので
「ちょっと待って、メニューを見せて」というと
「僕がメニューだよ」と言ってくるのです。
イタリアには時々こういうレストランがあります。
ただその場合値段までは言ってくれません。
そこで最近のうちのお客さんのぼったくられた事を思い出しました。
いきなり席にいるとウェイターが「パスタ?」とか「トマトソース?」とか「フィッシュ?」
とか聞いてきて意味も分からずいると、
ドーンと大きなお皿にパスタと魚とエビと蟹がどーんと
でてきたわけです。
最後にお会計を見てびっくり。二人でランチで300ユーロ近くとられたらしいのです。
そのお店のショップカードを見てびっくり。トレビの泉の近くの
ぼったくりで有名なお店なのです。
魚は本当に危険なのです。一皿いくら、というより
そこに使われた魚をキロいくら、という風に計算するお店が多いので。
私も知り合いのお店以外では魚のキロ売りは頼みません。
そこでもう一度私は「メニューを見せて」と頼むと私の友人が
「大丈夫私が、訳してあげるから」と言ってウェイターと楽しく話し始めました。
そこのウェイターは感じがいいのです。
疑心暗鬼な私は「ぼったくりのお店は大抵ウェイターの愛想がいい」と
友達に注意しましたが、ぼったくられた事のない友人は
「大丈夫だって」の一点張り。
結果的に私たちはぼったくられる事はなかったのですが、
それはイタリア人の彼女がいたから?
やっぱりメニューを見せてくれないお店は美味しいけれど
お客様にはお勧めできないかなー。
今度は観光客のふりしてメニューを見せてもらってきますね。