今年の1月はじめにカマリネスノルテの州都であるダエトに引越しました。
それまでは2ヶ月ぐらいの間、車で30分ぐらいの距離の所にある、隣町のかみさんの家で暮らしていました。
そこの家は、ネットをするのにスマートブロもグローブのタトウも電波がありません。ランドラインを引くと加入者が少ないので、長い距離のケーブルが必要になり、すごく費用がかかるみたいなのと、田舎すぎて、ファーストフードやモールなんかもないので、毎日のように、ダエトにスク-ターで出かけてました。毎日一往復するとガス代が約100ペソかかります。1ヶ月にしたら、P3000になちゃう。これじゃあ、ダエトでアパート借りたほうがいいんじゃない?ということになりました。
引越して、1週間ぐらいした、とある朝、いきなり停電になりました。マニラだと今はめったに停電にはなりませんが、この辺だとたまにあります。
そしたらこのアパートで電気がとまってるのは、うちだけだとわかり、さっそく大家さんに電話したら、すぐに調べるとのことでした。
そうしたら、意外な事実が判明しました。前の賃貸人が電気代の不払いで4月に電気を止められたので、今度は、不正に電柱から、電気を引いてただで使ってたとのことで、p8000大家さんが払わないと電気が再開できないという理不尽?な話なのでした。
日本の常識からすれば、契約者は、賃貸人でしかも不正使用で犯罪です。それをアパートの所有者がはらわなければならないとはおかしな話です。でもこの国は常識みたいです。
オーナーがごねて、長引くんじゃあないかな?と思ったんですが、すぐに支払いをしてくれて再開となりました。土地なんかもおなじような解釈のようで、前の人が税金を滞納していると、所有権移転したにもかかわらず、新しい所有者が払わなければならないようになっているみたいです。