お風呂で髪を洗った直後に停電して、ドライヤーが使えなくなった。
髪がびしょびしょのままだと、「このままどうやって乾かそう」と困ってしまいますよね。

停電中は無理に別の熱源を探すより、まずタオルでできるだけ水分を取り、そのあと自然に乾きやすい状態を作るのが現実的です。
また、停電中はドライヤーをコンセントに挿したままにせず、プラグを抜いておくことも大切です。

 

この記事では、停電でドライヤーが使えないときの髪の乾かし方と、次の停電に備えて用意しておきたいものをまとめます。

 

停電でドライヤーが使えないときはどうする?

 

髪が濡れた状態で停電したら、まずドライヤー以外の方法で髪に残っている水分を減らしていきます。

基本的な流れは次のとおりです。

  1. ドライヤーのプラグをコンセントから抜く
  2. 乾いたタオルで髪の水分をできるだけ吸い取る
  3. タオルが湿ったら乾いた面や別のタオルに替える
  4. 髪を広げて風が通りやすい状態にする
  5. 停電が復旧するまで自然に乾かす

ドライヤーがない状態では、いきなり完全に乾かそうとするより、最初に髪からできるだけ水分を取り除くことを考えると対処しやすくなります。

 

まずドライヤーのプラグを抜いておく

 

停電したときにドライヤーを使っていた場合は、スイッチを切るだけでなくコンセントからプラグを抜いておきましょう。

東京電力パワーグリッドでは、停電解消時の火災防止のため、ドライヤーやアイロンなどの電熱器具のプラグをコンセントから抜くよう案内しています。
停電が直ったあとも、電気が復旧したことを確認してから使用します。

突然電気が戻る可能性があるため、髪を乾かすことより先に電気製品の状態を確認しておくと安心です。

 

ドライヤーなしで髪の水分を減らす方法

 

タオルで髪を強くこすらない

ドライヤーが使えないと、少しでも早く乾かそうとしてゴシゴシ拭きたくなります。
しかし、濡れた髪は摩擦の影響を受けやすいため、強くこするのではなくタオルへ水分を移すように拭きます。

花王のヘアケア情報でも、洗髪後は髪をタオルで挟んで軽くたたき、頭にタオルをかぶせて上から軽く押しながら水分を吸収させる方法が紹介されています。

毛先だけを拭くのではなく、まず頭皮に近い根元周辺の水分を取ってから、髪全体へ移っていくと進めやすくなります。

 

タオルが湿ったら乾いたものに替える

1枚のタオルがかなり湿った状態になると、それ以上水分を吸い取りにくくなります。
乾いた面へ替えたり、余裕があれば別の乾いたタオルを使ったりして水分を取っていきましょう。

髪が長い人や毛量が多い人は、停電時に備えて吸水しやすいタオルを1枚用意しておくと使いやすくなります。

 

⭕️挿入候補:吸水ヘアタオル⭕️

 

ある程度水分を取ったら風が通る状態にする

 

タオルドライが終わったら、濡れた髪をひとまとめにせず、できるだけ風が通る状態にします。

髪を結んだり厚いタオルで長時間包んだままにしたりすると、内側の湿気が抜けにくくなります。
安全な場所で髪を広げ、自然に乾きやすい状態にしておきましょう。

停電していない別電源の扇風機や充電式ファンが使える場合は、強い風を近距離から当て続けるのではなく、髪の水分をある程度タオルで取ってから補助的に使う方法があります。

 

⭕️挿入候補:充電式小型ファン⭕️

 

ポータブル電源があればドライヤーを使える?

 

ポータブル電源を持っていても、すべての製品でドライヤーを使えるわけではありません。

ドライヤーは消費電力が大きい家電なので、使用したいドライヤーの消費電力と、ポータブル電源側の定格出力などを確認する必要があります。
対応していない機器へ無理につながないでください。

 

また、災害時のポータブル電源はスマートフォンや照明など、ほかの機器にも使う可能性があります。
髪を乾かすために電力を使うかどうかは、残量や停電の状況を考えて判断したいところです。

 

停電が予想される日は洗髪のタイミングも考える

 

台風などで停電する可能性が高まっている場合は、電気が使えるうちに入浴しておく方法もあります。
ただし、暴風や大雨が近づいているときは入浴より避難や安全確保を優先してください。

停電が始まってから「ドライヤーをどうしよう」と困らないためには、平常時から電気を使わずに対処できるものを少し用意しておくと安心です。

  • 吸水しやすいヘアタオル
  • 予備の乾いたタオル
  • 充電式の小型ファン
  • 停電時に使える照明

中でもタオルは電池や充電が必要なく、停電以外でも使えるため準備しやすい防災用品です。

 

停電が復旧したらすぐドライヤーを使っていい?

 

停電中にドライヤーのプラグを抜いていた場合は、まず周囲や電気の状態を確認します。

東京電力パワーグリッドでは、停電解消後はブレーカーを入れたあとに機器のプラグを差し込むよう案内しています。

災害によって自宅の電気設備が濡れている、焦げた臭いがする、コンセントや配線に異常が見えるなど、普段と違う状態がある場合は自己判断で使用を再開しないでください。

 

まとめ

 

停電でドライヤーが使えなくなったら、まずドライヤーのプラグを抜き、タオルで髪の水分をできるだけ減らします。
タオルで挟んだり上から軽く押したりしながら水分を吸い取り、ある程度乾いたら髪に風が通りやすい状態にしておきましょう。

ポータブル電源があっても、ドライヤーを使えるかどうかは製品の出力やドライヤーの消費電力によって変わります。
停電時にはほかにも電力が必要になるため、ドライヤーだけを前提に考えないことも大切です。

平常時から吸水しやすいタオルを準備しておけば、突然の停電でも電気を使わずに対処しやすくなります。