ワシントン州旅行5日目
ここはどういうところなのかというと…
1942年、日系人というだけでスパイ扱いされ、当時の大統領の指示で、アメリカにすむ全ての日本人が日本人収容所へ送り込まれました。
去年、アイダホ州のムネドカという、かつて収容所だった場所へ行く機会がありました。
悲しいけれど、けして繰り返してはいけない歴史。
機会があればぜひ訪れてほしい場所です。
マット親戚宅へ泊まっています。
今日はBainbridge Islandにある、Japanese American Exclusion Memorialを訪れました。
第二次世界大戦、パールハーバー直後にこの島に住んでいた227人の日系人(ほぼアメリカ国籍)を収容所へ送り込んだ出発地です。
荷物をまとめて収容所へ向かうまでの時間は5日間。
手荷物はスーツケース一つのみ。
11-12万人の日系人がアメリカ各地のこの収容所に送り込まれ、家も職も全て失いました。
Bainbridge Islandの日系人はムネドカかカリフォルニア州マンザナーへ送られました。
そして、この地を農業地に開拓した日系人。
全ての日系人はこのようなタグを付けられました。
岩場ばかりの、農業もろくに出来ないような辺鄙な土地で3年間過ごさなければいけなかった日系人。
(ここがムネドカ
)
)
人権なんてないような扱いです。
たまたま、この収容所へ送り込まれたおばあちゃんと会うことが出来ました。
他のツアーの一環だったので、お話しすることはできませんでしたが。
「2度とないように」
が至る所に書かれていました。
機会があればぜひ訪れてほしい場所です。
