和食器 信楽焼 しのぎ 白釉彫 どんぶり 丼 鉢 ボウル ボール おうち カフェ 食器 陶器 しがらき焼 らいすぼ〜る 春日井 軽井沢
楽天市場
${EVENT_LABEL_01_TEXT}
普通に見えて、
よ~く見ると、ちょっと珍しい…
そんな柄を編みました。
きっかけは、
先日、暑い中、
夫の出張の隙を突き
「人形町せともの市」をひやかして来たこと。
戦利品は……ありませんでしたが(いいなぁと思うモノは、だいぶ予算オーバーでした…)
「戦利アイデア」がありました
まず、「しのぎ」という技法の作品でつくられた茶碗を見た時に、
これ、伏せたらゴム編みのニット帽みたいやな~♪と思ったのです。
きっと可愛い
「しのぎ」っていうのは、こういうモノです↓
ですが、
あまりにも、そのまんまニット帽ぽかったので、
説明しても「あ、そう」で終わる可能性がある…
ってなことを考えまして、
もう1つ、せともの市で気になった、
「飛び鉋(とびかんな)」の柄を取り入れたニット帽を、編むことにしてみました。
飛び鉋は小鹿田焼(おんたやき)などに見られる技法です。
パソコンで少しずつずらした柄をつくり、
頭頂部はまた後で考えようと見切り発車
最初は楽しく鼻唄交じりだったのですが、
やっぱりてっぺんで目を絞るところがなかなかややこしくなり…
4回ほどやり直し、ようやく着地。
ぐるぐるぐるぐる
螺旋状の模様がなんとかハマりました
てっぺんから見た図↓
ぱっと見は、「ごく普通のニット帽」として通用します。
よ~く見たら、ちょっとヒネリが効いている系。
手編みでも、機械編みでも、
こういうの、あんまりないのではないかしら?
(私が知らないだけで、昔、流行ったとかならごめんなさい)
上下にも、左右にも、少しずつ柄がズレて行き、らせん状になってます。
段ずれも考慮してるので、段の境目も綺麗につながってますよ
シンプル過ぎて、何が面白いんか、気付かれない可能性が高いかな…
柄の無い部分も、裏に配色糸をずーっとひっぱったまま、編めないこともないけど、それをやると、多少は伸縮性が失われる。
今回は地糸(ベージュ)1本に対し、配色糸(カーキ)を同時に3本使ってみてます。
「3本取り」ではなく、交代制。
ちょうど、この前、途中で結び目が2か所出て来て3つに分けた玉が、そのまま活躍してくれました♪
最初数段だけ編み図と首っ引き
(少しずつ柄が登場してくるから)
その後は、
とにかく模様部品のカタチに注目し、
それを仕上げるというルールに沿って編み込みを進める。(頭頂部はちょっと違う)
柄の最後まで来たら、途中で今まで編んでいた配色糸Aをほったらかして、しばらく地糸だけでメリヤス編み。
ほったらかしてある配色糸Bを1本追い越して、先まで行ってから、
2段下でほったらかしてあった配色糸Cを拾い上げて、右に1目ずらしてまた地糸と一緒に「編み込み」を再開する。
そんな「小鹿焼編み込みルール(自分で決めてみただけ)」に沿って、行けるところまで編み進めてみました。
説明が…下手でスイマセンm(__)m
詳細な「図解」はたぶん難しい気がするけど、
法則をつかんだら減目するところまでは編み図なしで行ける編み方です
減目も、模様部品(柄のパーツ?)の、「この部分を2目一度」って決めてやっていくので、
上から見た所を方位磁石に例えていうなら、
この段では北側に減目が集中し、次の段は、東側に集中し…次の段では南側…みたいなかたちで…たいぶ珍しい減らし方です。
例えが下手でかえってわかりにくいか
それでも、結果的には均等にぐるぐると減って行き、自然なニット帽のカタチになるように…
最後、てっぺん付近の減目に関しては、
うまい算数の「式」を思い付かなかったので、
編んでみてダメ(とがりすぎとか)なら、やり直すスタイル。
本来なら
実際の飛び鉋の模様のでき方に従って、頭頂部から外側へ向かってグルグル編む方が自然なのかな~。
ちょっとしばらくお腹いっぱいですが
またいつか編んでみたいです
ちなみに、裏もらせん状で楽しいです。
楽しいと言えばそう言えば…
(時々こうやって、こじつけて宣伝しちゃいます。
お見逃しを…いや、札幌とその近郊の編み物好きの皆様はお見逃しなくっ)
八角屋さんにデザインしていただいた、案内ハガキが出来上がって参りました。
ありがたいです。
実物を見て、身が引き締まる想い…。
直接会って事前の打ち合わせができないので、
裏で(?)なかなかすごい量のメールが飛び交っております。
現在、具体的な会場設営のご相談中♪
そして、今、私がボールを打ち返す番です。
八角屋さん、仕事がめちゃ早いので、私の方で3球ぐらいたまっております。
えらいこっちゃ、集中しなくちゃ。
それでは、またね