「オモシロイフク大図鑑」展に行って来ました♪ | もしかして、田中?

「オモシロイフク大図鑑」展に行って来ました♪

昨日は

新宿までおでかけ。

 

街に出るのは久しぶり過ぎて

駅の広告が、「壁に映像が映し出される形式」になってたりするのに、驚く。

 

ポスターではなく

巨大な松重豊さんが、壁の表面でうごめいている。

 

たくさん紙つくって、

運んで、刷って、

運んで、貼って

剥がして運んで廃棄して

 

そういうことをしなくていいのはエコなのかも。

 

映像を写し続ける電力を考えても、

たぶん、映像の方がエコな気がする。

 

それにしても大きな松重豊さん音譜

 

そういえば先月、

この人の本(対談の本)、ざーっと読んだんだった。

 

 

十牛図の本は、もう1冊読んだ。

 

 

 

なんか中年というのは

いろいろと迷いのある時期なのかもしれない。

 

あるいは、私の中で

単なる「牛ブーム」なのか?

 

2冊目の本に出て来た

「私の妻じゃなくて、妻の私」だったかな

「私の夫じゃなくて、夫の私」だったかな

 

そういう風な表現に、ドキッとしたな。

 

別の見方を手に入れられたかどうか。

目から鱗を落とし切れたかどうか。

ソコは相当怪しいけれども、

牛さんの話、読んでみてよかった。

 

1冊目の本を読んだあたりから、

ひたすら掃除をしている。

 

掃除が大事ということの意味が、

ようやく腹落ちしたような。

 

喉元過ぎれば忘れるのかもしれないが、

断捨離スイッチ入って1カ月半。

 

まだ道半ばですが、

家の中の荷物の総重量は、

そこそこ減ったはず。

 

断捨離の

合言葉は

2か月後には引っ越すの(妄想です。今のところ、そんな予定はない。)

 

妄想の力を借りてまでして

バンバン捨てて、

ひたすら家の中を掃除&整頓&メンテナンスしてます。

 

1カ月半もかかって、終わらないなんて

どれだけいろんなものを

「保留」「とりあえず保留」で放置していたのかチーン汗

 

 

掃除にも体力が居る。

 

半年前よりもだいぶ元気になって来たから

こういうこともできるんだろう。

ありがたいことだ。

 

これから20年・30年・40年たって、

まただんだん体力落ちたりしたら、

思うように断捨離もできなくなるかもね。

 

今のうちになるべく減らしておくのが、

未来の自分への思いやり。

 

 

さて、本題に入る前に

話が蛇行しすぎるのは

 

来年が蛇年だからでなく、

私が蛇年だからでもない(はず)

 

 

昨日行って来たのは

文化学園服飾博物館の

オモシロイフク大図鑑」展

 

ここには

だいぶ前に「寒さと衣服」展を見に来たことがある。

 

 

部屋に入ってビックリ。

 

展示室がだいぶ薄暗い。

たぶん、服地や染色が傷むとかいう理由で暗くなってるんだろう。

決して電気の点け忘れではないはず…真顔

 

でもソコが気になったのは、最初の一瞬で

あとはめくるめく「オモシロイフク」の世界が待っていたラブ音譜

 

大きい、長い、丸い、重いなどなど。

テーマ(形容詞)に合う服が、それぞれ集めて展示されている。

 

身長より長そうなレギンスみたいなのとか、びっくりする。

 

たっぷり布地をつかった衣服は、贅沢で、コスト高だ。

 

なるべくなら、少量の布で済ませた方が安上がり。

しかも重くて動きにくくなったりもする。

 

その形状になった理由は

実用的なこともあるし、

価値観に基づくこともある。

 

 

クシュクシュさせて着用する

「長すぎるレギンス」には

「足元から、砂やサソリがはいらないように」みたいな実用的な理由がちゃんとある。

 

 

ものすごい量の襞の有るパンツには

「寒暖差から身を守りたい」という実用的な理由がある。

 

こんなに服にお金と手間暇をかけられるんだぞーっ、すごいでしょーって、

ぱっと見でわかってもらうために(威厳をアピール?)大量の布を使ってる場合もある。

 

どうせ着るならば、どうせつくるならば、

ちょとでも可愛くキレイにカッコ良くしたい。

 

ああしたらいいかな、こうしてみたら、ちょっとおもしろいかなって

楽しく工夫したんだろうな~というのが伝わって来る服もある。

 

 

大きな図案でも、よく見たら繰り返しパターンになっているものもある。

模様部品と余白と、つなぎ目と‥‥とりあえず配置が素晴らしくて隙が無い…。

 

日本の帯は、けっこう大胆な「繰り返しパターンではない」絵柄で、

上から別の模様が被せてあって、下の図案が途中で切れていることも多い。

 

こういう図案で織れと言われて

織り手さんとしては、「よっしゃやったるで、腕の見せ所やな」と思ったのか

「また厄介な柄、考えてからに。いっぺんでいいし自分で織ってみ。」とボヤいたのか、どっちなんかしら。

なんにせよ、きっと、気の遠くなるような作業。

 

微小なビーズの作品も。

 

ニンゲン、本気出したら、

ここまでのモンができるんやなぁということを知っておくと

自分ができるできないは脇に置いたとしても、

同じニンゲンとして(?)なんだか勇気が出るよウインク音譜

 

AIがなんぼすごくても

まだまだ「出力」に限界があるから、

人間の手でつくるモノの方が絶対にすごいんだぞという

Youtubeで聞いた話を……ふと思い出す。

 

たしか山田五郎さんが言ってたから

オトナの教養講座のどこかの回で出た話じゃなかったか(相変わらず、うろ覚えでスイマセン)

 

 

話戻って、

展示会場には

「もはや、それ、着たら、身体の活動を妨げますよ」…みたいな衣服もたくさんある。

 

自分で動かなくて良い立場、頼りない雰囲気(纏足とか)を「良し」とする文化もある。

 

小さい子にわざと重い服を着せて大人の厳しさを教えたりしたのかな。

子供用の甲冑みたいなの、なかなかの重量級だ。

現代の子供のランドセルも、相当重いらしいけど。

私、ランリュック(黄色と黒の軽いやつ)だったから、ランドセルの重みは正直、ようわからん。

 

 

展示の中には「魔除け」の意味があるものも。

 

魔除けというのは、信じている人にとっては「実用的」だけれども

信じていない人にとっては「手間」で「コスト高」で「装飾的」なものにも思えたりもするな。

 

 

 

それぞれ、

いろんな場所で、

いろんな想いで作られ、着られ本当に見飽きない。

脳ミソ内が脈絡なく大忙しになる。

私たち以外に2人しか居なかったから、口が遠慮なく「オモシロイフク」の感想を言い続けるゲラゲラ汗

 

 

眠る時もかぶったままという

重そうなデコボコしたかぶり物が

昨日、見た中で「自分が身に着けるなら一番嫌だろうなぁ」と思った。

 

あんなに後頭部がボコボコしてたら、たぶん眠れないよ笑い泣き

 

でも、実際に着てみないとわからない。

案外、慣れのモンダイかもウインク

 

 

いろんな形容詞で、世界の民族衣装やデザイナーの服が並んでいる、楽しい展示でした。

 

編み物は……なかったかなぁ……。

あったとしても印象に残ってない…。

 

レースは、繊細なショールが1つありました。

(棒針やかぎ針じゃなくて、別ジャンル)

 

 

新宿駅近辺で、ちょっと時間が空いた人におすすめ。

 

ワンコインで入れるし、空いてたし、見ごたえありですウインク

 

「寒さと衣服」展に行った人にとっては

前にも見た服が多いかもしれないが、

違う切り口で紹介されているので、

またあらためて楽しめると思います。

 

 

期間は6月22日まで

お出かけの際は、お休みの日、要確認です。

 

オモシロイフク大図鑑

 

 

 

会場から出て

近くのコメダ珈琲で

たっぷり食べて

いっぱい笑っておしゃべりして解散。

 

 

その足で

中野のつよせさん(ただいま決算セール中みたい)に行こうかと思ったけど、

昨日は体力温存。

 

早めに帰って来ました。

 

帰って来てから

何年も前につよせさんで買った

上等な毛糸をせっせと編みました歩く音譜

 

編み終えたら、また次の、買えるしな

編み終えてなくても、買うかもな。

 

近々、もう1回新宿に出る用事があります。

中野まで1駅だもんな。

うっかり中央線に飛び乗る自分の映像が見える。

キケンだわ。

 

とにかく楽しい日だったラブラブ

付き合ってくれた従妹に感謝。

 

 

どこに行くにも爽やかな5月。

 

来週からは雨の日が増えるみたいなので

貴重なお出かけ日和をもう少し楽しみたいです。

 

とはいえ、今日はとりあえず家。

大物の洗濯と寝具を干すのが一番のミッションです。

編み物も、捗りそうです音譜

 

断捨離はいい加減これくらいにして、

今日は腰を据えて帽子を1つ仕上げないと。

予定通りに進まず、お尻が燃え盛っております(?)叫びあせる

 

では歩く音譜