逃げ行く2月、追う私 / 第4回味噌づくりメモ | もしかして、田中?

逃げ行く2月、追う私 / 第4回味噌づくりメモ

2月も半ばです。

 

誰が何と言おうと、もはや中旬歩く音譜

 

お久しぶりでございます。

おかげさまで元気です。


 

 

2月はおかげさまで頭から、

嬉しいことが目白押し。

ありがとうございます!!

 

minneで、ベレーの編み図をお買い上げいただけたり、

 

アクセサリー作家のウネマクネマさんに、

お届けした作品をインスタグラムでご紹介いただいたり、

 

ぢゅんさんから

「あのベレー、そろそろ編み始めますよ~」と教えていただけたり、

 

ひなくさんから

「けいこさんのハンドウォーマー、編めました」と教えていただけたり。

 

以前お買い上げいただいたお客様から、もう一度お問い合わせをいただけたり。

 

しみじみありがたいです。

 

皆様、本当にありがとうございます!!ほっこり

 

 

ところで、実は2月上旬、

あまり大きな声では言えませんが

ちょっとオーダーの順番待ちが途切れました。

 

「すわ!」とばかり、

気になっていたサイチカさんのルームシューズを編み上げたり、

ゴム編みだけ編んでほったらかしだった、amuhibiさんのセーターの袖を編んでみたりしちゃってました♪

 

どちらも、ひっさしぶりの、ジブン用ラブラブ

 

昔は、まだ寒い時期にオーダーが途切れると、イチイチ自己嫌悪に陥ったものですが、

今はオーダーいただけた時も、とぎれた時も、どちらも嬉しいと思えるようになってきたかなウインク音譜

 

 

もうすぐは~るですねぇ♪

ちょ~っと……私のセーター間に合うんか~いゲラゲラ なんて……また無理そうね叫びあせる

明日ぐらいに春一番が吹くわよっていう天気予報です。まったなし!!!(?)

 

今週、東京の最高気温は20℃近い予報が出ている。

あなおそろしや。

 

花粉もバンバン飛ぶらしい。

あなおそろしや(←言いたいだけゲラゲラ

 

 

さて、

暮しの手帖に載っていたサイチカさんの編み図を参考に、ルームシューズキラキラ

 

 

何年も前から使い道を探し続けている

下記の2本を引き揃えて編んでみました。

 

 

(1)丸安冬市でGETしたキラキラヤーン(とても丈夫で可愛いのが取り柄)

(2)ユザワヤでGETした斜行する紺のウール100%(とても暖かいのが取り柄)

 

これで、「とても丈夫で可愛く暖かい」を狙ったんだけど…えっと……。

 

ウミウシ風の

派手なんか地味なんかようわからん風合いに……丈夫であることはたぶん間違いないキラキラウインクあせる

 

いいの。

 

ワタシのだもの

 

相田みつお先生、いつも変なところで引っ張り出してすいません…ぼけーアセアセ

 

 

完成後、予想外の問題が発覚しました。

 

キラキラヤーンにはレーヨンが入ってます。

 

そのせいか、足を入れた時に、微妙に冷やっこいアセアセ

これがウワサの接触冷感なのか?叫び

 

履いた方が、履かないよりも……す、涼しい気がするぞあせる

これ夏用なんじゃない?ゲラゲラあせる

 

 

まあ、それならそれでいいかな。

もうすぐ夏だし(←あながち嘘ではない)

これからの季節にぴったりなのかもしれないにやり

 

 

夏は素足でいいんだけど、

まあ試しにちょっと履いてみよう。

せっかく編んだのだから。

 

 

えっと、どうやら足首に靴下の跡があるみたいなので、

小さい写真にして、明るく飛ばしておきますねウインク

 

人の足みたいに言うてますが、私の足ですスイマセン。

 

 

 

ルームシューズのフォルムはスッキリしています。

小さめに編んでおくとよく伸びて、気持ちよく足にフィットします。

 

(ゲージの関係で目数段数は少しいじったり、部分的に編み間違えたりもしましたが叫びあせる構造は本の通りです)

 

すごく編みやすくて実用的。

さすがサイチカ先生、尊敬です。

 

指定糸で編めば、何の問題もなく、

冬用の素敵なルームシューズがサクッとできるはずウインク音譜

 

指定糸としてはISAGER ARAN TWEEDとかLettlopiそれにCASCADE220Heathersが挙がっています。

(詳しくは暮しの手帖27に載っています。図書館とかにもあるのかな?)

 

 

 

 

また時間を見つけて他の糸でも試したいです歩く音譜

ブリティッシュエロイカとかも、あたたかいかな~♪

レーヨン入りはもうやめとこうかな、冬は。

 

 

数年前にイランの編み物の大先輩のルームシューズ(雑貨と手習いの市で買ったもの:写真下)と並べて撮ってみました。

 

 

似てるところと、似てない所。

それが「フィット感」に与える効果など、

実際に履きながら想いを巡らせるのもなんだか楽しそうです音譜

 

 

ハイ、次~歩く音譜

 

 

amuhibi knit book(1の方)の

アラン&ハニカムブリオッシュのセーターの袖は

平らに編めと書いてあったものを、輪に編んでいます。

 

すいませんアセアセ

 

端にある

綴じられて隠れるはずだった「立てる目」を

 

2目とも表編みにして

袖下のラインをクッキリだしてみたところ、

イマイチな感じの見た目になってしまい、気になってしょうがない。

 

どうしたもんかいのー、こりゃ全解きか?と、迷いました。

 

 

他は「かのこ編み」なので、

2目も連続で表編みにすると、

そこだけクッキリ線と折り目が目立ちすぎて、シルエットに影響しちゃったんだな~。

 

 

丸っこい袖になって欲しいのに、シャキーンと袖下にくっきり折り目。

 

 

 

↑袖下の、表目2目のラインを修正する前の写真↑

紛らわしい位置に糸がだらんとありますが、そのすぐ下側…。

 

う~ん。

こんなにクッキリしたに折り目がついちゃうと、

モモンガとかムササビみたいに見えないか?

 

そういう狙いのデザインじゃないはずだ……汗

 

悩んだ末、

2列の表目うちの1列は全部解いて裏目に変更。

 

かのこ編みから模様が変わった上部分についても、

ジブンで勝手につくっちゃってたラインそのものをなくして、柄の無いところはすべて裏目に変更。

 

だーっと袖口のゴム編み直上まで縦に解いて、そでの編み地を裏返して、

かぎ針で下から上へ「タッピ返し」みたいに「表目」で拾っていってから、また編み地を表に返す手順。

(この説明要るのか?私と同じように言いつけを守らず勝手に輪に編んで同じ失敗する人、いない気がするぞにやり汗

 

 

シンカーループひっかけてネジリ増し目じゃなくて、違う増目の方法に変更していたのが、吉と出て、修正しやすかった。

(この糸、指定糸じゃないので、ねじり増し目してみたら穴が開いたように見えたので変えました)

 

 

↑修正後、袖下、

 

ビシーーーーーーッツと折り目が入っていたところは、

多少は「ふっくら感」を取り戻した気がします。

 

ほっとしました。助かった。

脱モモンガ、脱ムササビ、バンザイ歩くキラキラ

 

このくらいの柔らかい線なら、私としては許容範囲かなぁと思う。

少なくとも、修正前よりは「まし」

平らに編んで後で綴じた場合と、それほど印象変わらない気がする。

 

最終的には着てみないとわかりませんが。

 

もうちょっとで着る度にモモンガとムササビの違いについて考えながら、微妙な気持ちで過ごすところでした。

 

どうでも良さそうな小さいところですが、やり直してよかったと思うことにしよう。

全解きしなくて、縦方向の修正作業で済み、助かったかも。

 

 

 

そもそも、こんなモモンガ色で編むからこんなことになるんです(?)

本では、素敵なブルグリーンですウインク

 

 

人の編み図で編むのは、すごく勉強になりますね!!!

 

たぶん、鮮やかな色をチョイスされたのには、それなりに深い理由があるんだと思います。

ブリティッシュエロイカを選ばれたのにも、それなりに深い理由があるんだと思います。

 

 

しかし、その通りに編まないで、別の糸で編むなど、好きにアレンジして、いろいろ思ったんと違う結果を招き、

「なんでこないになってしもたんやろか」と頭を抱える時がイチバン勉強になる気もするんだ。

 

そしてそのドキドキハラハラする過程がまた楽しいんだ。

それもまた一つの編み物の楽しみ方であり、醍醐味だ。

 

私そういうの、たぶん、好きな方ゲラゲラ汗

そして、そういうことやっちゃってると、ただでさえも手が遅いから完成がどんどん完成が遅れて行くのかも~笑い泣き

 

 

今回は(も?)

指定糸より毛糸が太め、材質は指定糸より伸びやすく、針の号数も太め。私のBODYが本のLよりたぶん太め、私の腕が本のMよりたぶん短め。参考にする目数段数はMサイズの方をベースに多少アレンジ。私の手加減、裏編みがキツめ…もろもろの要因が複雑に作用しあって「結果、なんとなくピッタリになる」ということを夢見て(←だから計算しろって!!!!!パティさんに笑われるぞ)ゆっくり楽しく編んでおりますウインク

 

 

どちらのパティさん?

 

皆様ご存知、こちらの(↓)パティさんです。

 

 

パティさんの本、

2目一度のやり方は、既に取り入れさせてもらっています。

 

下になる方の目はネジリ目でもよろしい、見えへんのやし…という目から鱗の発想、すごいなぁと思いました。

 

でも、ゲージちゃんと取ってないジブンを責めたりするんじゃなくて、

好きなところをつまみ食いする姿勢で読んじゃってたからなぁ…あせる

 

 

もちろん編み地の寸法は測りつつ編んでいますが、

初めて使う糸ということもあり、

しかも指定糸より自重でダレやすい糸なので、

着心地とシルエットの事前予測は、難しいと思ってます。

 

「ビッグシルエット」なデザインのセーターなのですが

私が着ると、モデルさんと違ってそこそこ「普通のシルエット」になる気もする。

 

それはそれでコートが着やすくてよろしいという開き直りは果たして通用するのか?

そうは問屋が卸さないのか?

 

ビッグシルエット系のセーターは、着た時の「肩先のどこまでが見頃の編み地が着て、どこからが袖になるのか」のヨミが難しく、袖丈がちょうどいいかどうかなど、不安は残る。最後まで油断はできないのかな…。

 

 

果たして「おでかけニット」になるのか「おうちニット」になるのか。

我ながらどうなるのか楽しみです歩く音譜

 

 

2月上旬、「そろそろやってしまいたい」と思っていたことを、いろいろ片づけもしました。

 

ニットの日近辺で、

セーター4枚とネックウォーマーのお洗濯♪

 

花粉が飛び始める前に1回洗っておきたかった。

擦り切れていたところも補修しました。

同じ色の毛糸がなかったので、近いのでなんとかかんとか。

着てみて、微妙な目立ち方がきになったら、次はカラフルな糸でダーニングも良いのかも。

 

トリートメント(ヒト用)を使うと、縮み防止(縮んだのも伸ばせる?)になるというのを、

随分前にRineさんに教えてもらってから気になっていました

 

やっとこさ勇気を出して風呂場でトライ♪

 

 

使ったのは

酸熱トリートメントというもの。

 

近所のスーパーで売ってました。(お試しじゃなくて大きなサイズが)

 

 

 

さきに、自分の頭髪で何度か試し

髪の毛がスルスルになるのを確認。

 

 

その後、傷んでくるとかも特になさそう。

(ただし、香りはけっこうキツイので、あんまり「量」は使わない方がよさそう。)

 

 

ウールはとにかくアルカリがダメだから、

トリートメントの中でも「酸」と書いてあるならより安心なんじゃなかろうか。知らんけど。

 

 

人毛で大丈夫なら、

羊毛でも大丈夫なんじゃなかろうか。

 

ここでたっぷり息を吸い(?)エイヤー!!ゲラゲラビックリマーク

 

水にトリートメントしっかり溶かして、セーター漬け込む。

 

まず、編み地の空気を押し出し、しっかり(酸性であろうと思われる)水をしみこませる。

 

それからぬるま湯の中で洗ったり、水を換えてゆすいだり。

ん?ゆすぐって方言なの?すすぐっていうのかな?

 

 

まず、安い市販のセーターで試して、うまくいったので

それから洗濯に失敗して縮んでいたちょっとお高めのセーターも投入(水は洗うモノ1点ずつ変えてます)。

 

洗ってすすいで、脱水して、バスタオルの上で形を整えてしばらく置き、ある程度乾いたら、袖が伸びないように用心して外に干す。(だいたい乾いてから最後にハンガーに吊るして風にあてる時も、袖は伸びないように肩に載せてザビエルのポーズで!!)

少し乾いてきたら裏返して干す。

 

自己流です。

 

そもそもニットをハンガーに吊るすなんて、それだけでアウト説もあるようです。

諸説あります。チコちゃん、あとよろしく。

 

 

結果、縮むことなく、フワフワに仕上がったラブラブ

汚れもスッキリ落ちた。

 

素晴らしい。

 

縮んでしまっていた夫のセーターも、もういちど伸びた様子。

よかった~また着られるぞ♪

 

かなり昔に夫が買ってきたセーターです。

私、その時まだほとんど編み物してなかったな。

 

質感はちょっと変わっちゃった気もします。

しっかりした感じがなくなって、やわやわのフワフワになった。

これはこれでありなのかもしれない。

とにかく縮んで着られないままよりは、絶対によろしいウインクキラキラ

 

しかし、酸熱トリートメントじゃなくて、普通のトリートメントの方が安全だったのかもなぁ…。

 

普通のトリートメントは中性なのかしら。

ウールは酸には強いとは言うけれど、基本的には「中性洗剤で洗え」と書いてあるよね…。

 

 

カシミヤのネックウォーマーもフワフワスッキリ。

 

よかったですほっこり

 

 

ちなみにうちには「柔軟剤」は無いし、普段使っていないので、

それとトリートメントがどう違うかとかはわかりません。

 

ただ、トリートメント剤は、素手でもいける。

編み地の変化とか、なるべく手触りで確かめつつ進められると私は安心。

 

いろいろと気をつけるべきこともありそうだから、やってみようという方は自己責任ウインク

 

 

ちなみに、売り物の帽子や手袋の水通しは、全然違う方法でやってます。

(風呂場ではやってません。洗剤もトリートメント剤も使ってません。その他ちょこちょこ違うところあり。)

 

 

それにしても教えていただいて1年以上たつんじゃないかしら。

Rineさん、ありがとうございました。

うまくいきましたほっこりラブラブ

 

 

あとはバタバタと健康診断の再検診や歯医者に行ったり

味噌も「なんとか寒いうちに!!」と慌てて仕込みました。

昨日。

 

世の中いろいろある中、今年も例年通り、味噌を仕込めたことに感謝です。

 

味噌仕込み、私は今年で4年生になるのかな歩く音譜

 

さすがに、だいぶ慣れてきました。

そして、調理器具の消毒とかが、だいぶ横着になってきましたゲラゲラあせる

 

今まで一度もカビが発生したことはないのですが、

ちょっと今年は用心して、マメにチェックした方がよいのかも。

 

自分用メモを残しておきます。

年を重ねるごとに、だんだん簡単なメモになる歩く音譜

 

仕込んだ量は、去年と同じ。

 

大豆1.2kg

糀1.2kg

塩600g

 

去年までと違うのは、大豆を茹でた鍋。

 

去年の晩秋にホーローの大鍋(容量4リットル)を買ったので、

それとパスタポット(たぶん容量6リットル)で500gと700g に分けて茹でました。

 

ホーロー鍋もパスタポットも底が焦げやすいので、

特に茹で始めから40分くらいは

灰汁をとりつつ、おたまでなべ底を探って大豆が貼りついていないかチェックが必要みたい。

これ、来年も要注意。

 

それから、去年までと違うのは、10日ほど早く仕込んだこと。

いつもは猫の日(2/22)あたりに決行していました。

 

 

深夜1時に浸水を始め、

朝の9時20分にガスコンロに点火し、15時30分くらいまで大豆を茹でていました。

やっぱり6時間かかったな…。

 

全部仕込み終わったのが16時45分。

掃除と洗い物終わったら17時過ぎました。

 

 

来年は、朝の8時半ぐらいまでには茹で始めたい。

 

 

今年の失敗は……

味噌玉をつくって、保存容器に1/3ぐらい投げ入れた所で、

「ジブンの気に入っている味噌を少し足す」というのを忘れていたことを思い出したこと。(これ、忘れるの2回目ぼけーあせる

 

残りの2/3にだけ混ぜ込みました。

 

上と下で「味変」しちゃってます叫びあせる

 

いつもは端折っている「天地ガエシ」なるものを、

今年はするべきなのかもしれません歩く音譜

 

いずれにせよ、「汗ばむ陽気」になる前に、無事仕込み終わって、ほっとしましたほっこりラブラブ

 

味噌を仕込むぞと思うと、まだちょっと「構える」ところがあります。

何をそんなに「大変だ」と感じているのか…謎。

 

今年こそ作業をしながらつきとめようと思いましたが、イマイチよくわかりません。

量を増やしすぎて、1つの調理器具に入らず、2~3回に分けて大豆を潰したり、塩切麹と混ぜたりしてるからかな…。

 

それとも、大豆まみれの手でお玉の柄や鍋の取っ手をうっかり掴んじゃって「あああああああ!!!!叫び」とかいうのを繰り返しているうちに、気持ちにジワジワ来るのかしらゲラゲラあせる

 

大した話じゃないのになぁぼけー

 

来年も仕込んで、検証してみる予定です歩く音譜

以上、2024年味噌仕込みのお話でしたほっこり音譜

 

 

おっと、まずいぞ、今回も6500文字をゆうに超えております。

いつになったら今年の目標の1つ「短く頻繁にブログ更新」ができるのか。

 

いつもまとめてドカンと長文になり、本当に申し訳ありません。

記事7本くらいに分けられた気がする。

 

そそ、それでは、また~歩くあせるあせるあせる