はじめてのスティークカット
はじめてのおつかいならぬ
はじめてのスティークカットを行いました
わーわー騒いでたら
夫に撮られました
撮っていただきました。
せっかく撮ってもらうならば、
中途半端な年代物のMDラジカセとか
アイロンとか、
いろいろしまっておけばよかったなぁ
あとの祭り
カット前にスティークに、ほつれ防止のためにアイロンの蒸気をちょっと当てよという本もあったので、あてまして、その後そのままの場所で正座。
(ちなみにこの写真と、3枚後の写真の色が、たぶんホンモノに近いです)
アイロン台のはしっこに置いてある
もしゃもしゃの糸は
スティークを切る邪魔にならないように
裏側の糸を短く切った時に出たものです。
切られる前のもしゃもしゃ↓
散髪!
そろそろ散髪も行きたいなぁ・・・
さて
糸どうしは軽く結ぶとか、動く玉結びとか結ばない人も居るとか、
いろいろ本によって違う説が載ってますが、よくわからない。
よくわからないということは、まあ、ほどけたりゆるんだり突っ張れたりしなければ、自由ということなんかなぁと 楽に解釈して、近い糸があれば結び、なければ、心配ならまあそのへんにくぐらせるという具合に落ち着きました。
編みはじめは編みはじめと
編み終わりは編み終わりと結ばないと
スティーク切った時にどうせ真ん中で切れちゃうからなと思ったので
結ぶためにちょっと縦に糸が渡ってます。
おかしいのかもしれないし
おかしくないのかもしれない。
さて、スティークのカットは
とにかく、後ろ身頃を一緒に切らない様に。
そこだけは注意だと聞いていたので
編地の内側に手を添えます。
スティークの、同じ色の目が続いているその間をカット・・・でしたよね、先生
先生がいなぁ~い
心細いよ~
(編み物は「やり直せる手芸」なのでこういうやり直しが効かないことに対してメンタルが鍛えられていないのですよね)
最初、「糸を切るから」と糸切狭で切ってみましたが、
ここはやっぱり裁ちばさみでスパッと行った方が
綺麗で早そうでした。
わーわーわー
切ってますよ!切っちゃってますよ!
編み物から縁遠い人がこの写真を見て誤解して、若い頃に買った懐かしいセーターをカーディガンに改造しようとか思い立って、大惨事にならない様に、念のため説明します。
これはシェットランドウールという特別に絡みやすい材質の糸で編み込んだものなので、こうやってカットしても、ほつけてこない(ストッキングの様に伝線したり、ぶわーっと穴が広がったり、しない・・・)というわけなのです
だからぐるぐる輪っかに素早く編んでおいて、 あとで真ん中を切ってカーディガンとか、肩先から脇までを切って腕を出す穴をあけたりという、裏技的な時短の編み方が成立します。(その割には私、だいぶ時間かかってますが・・・それでも往復編みををして、あとで綴じ合わせるよりは早いのですよ)
ということで、家にあるセーターを
真ん中でズバッと切るのはやめてくださいね
この↑脇側と前立て側と、どっちを先に着るか迷いましたが、今回は先に前からにしてみました。
背中側も抑え目な黄色とはいえ、柄としてはかなり派手です。
結局うんうん悩んだ末に
腕のクリも前後一緒
肩下がりも一切なしの質実剛健バージョン(?)を採用しました。
せっかく輪に編めるのが醍醐味のフェアアイル。
はじめての今回、できるだけ往復編みは避けて簡単に。
肩下がりの柄合わせも大変そう・・・というかお手上げでした
ナッチンさん、せっかくフィット感が良くなる方法を教えてくださったのに、
実現できなくてすいません
さて、肩下がりなしのスッパリ潔い(?)
フェアアイルの前開きベスト。
しかも脇の開きは深めにとってあります。
(フチにゴム編みつけるから、もう少し狭まるけれど)
かくなる上は
「チャンチャンコ化」を避けるため、
前立てやボタンなどで視線をそらせ、
脳内に出てくる目玉おやじを黙らせなければいけない。
鬼太郎!鬼太郎!言うてくれるな。
これはローズウッドという紺と焦げ茶の混じった素敵な色であって、
決して黒と黄色のシマではない。
だから、鬼太郎ではない
断じて違う!!
認めない!!
さて、申し訳ないが、
目玉おやじには黙っていただき、
ジャキジャキ
へっぴり腰で切り進みます。
あってるよね?
ここであってるよね?と
脳内でずっと言ってます(笑)
この引き抜きはぎをした肩線を越えて背中側の襟ぐりまで(この写真では左側の穴の開いているところ)へそのまま切り進んでいいのかな・・・いいはずだ!!
行け~!!
切っちゃえ切っちゃえ♪
いつのまにか声が出ている。
静かにしなさいよ。
さっき、夫が写真を撮ってくれたということは、
夫はテレワーク中ってことですよ。
あんまりデカい声を出すと
会議に怪しげな音声が入りますよ。
さっき、隣室から「ハイっ!!認識しております」という
かしこまった声がしたじゃないの。
あれはきっと、お客様とやりとりしてるってことよ。
切っちゃえ切っちゃえ行けー!!
とか、言うてる場合じゃないよ
気を付けなはれ!!
反省・・・
ちなみに袖ぐりを切る時は、肩をはいだ糸は切らないように要注意らしい。
やらかさないように、覚えておかねばね。
さて。
ハラハラドキドキ
一人の単独作業「スティークカット」
初回は無事終了しました。
が、問題はこの後でした。
前立ての付け方が気に食わなくて、気に食わなくて、
何度もやり直しているうちに文字通り日が暮れ、
「とりあえず、この形で」と決まったのが夕食後。
拾い目の糸の色を少しアクセントになるような色にしたいと思ったのだけれど、
その後いつ色を変えるか
何段か編んでからにするか、
すぐに2目ゴム編みを始めるか否か
明るい糸で1号針で拾い目の後、暗い色に変えて裏目を編んでラインを出しつつカール防止効果を狙い、その後4号針に変えて同じ色の糸を2本使い、表目2目ずつ編んで1段、その次の段から2目ゴム編み(同じく縞にせずに同じ色2本で)ってことでドヤ?
てなところに落ち着くまでだいぶ時間ロス。
たぶん、ウエアは小物ほど近寄って見ないから、そんな細かいところはどうでも良いのかもしれない。
手袋やハンドウォーマーは自分の手にはめて、直接近い位置で見るけど、
ウエアは着て鏡で少し離れて見るよね・・・今日こだわったところって、全然見えないんじゃないか
ほら、夜寝る前に少し離れて見てみたら、全然見えないし…
まあいいや。
納得いかないと気持ちが悪いもんだから。
しかし、前も同じ件でぐだぐだ迷ったことがあったなぁ
あれはネックウォーマーのゴム編みの際だった。
ちゃんとメモッとかないからだー
一応、朝になって見てみたら、前立ての脇にちらりとグリーンのステッチが見えました。
あるんですよー見えないけどー
ちなみに本で推奨されているより1目外側(身頃の中心に近い側)で目を拾っています。
スティークの身頃寄りの一番端っこの目が1目分見える感じにしてます。
その方が色の出方が好きなのでそうしたのだけれど、目の増減がある段でも立ててある目の向こう側はまっすぐなのでとても目が拾いやすかった。
スティークが7目バージョン(両側で14目)でたっぷり編んであるため、ほつけてくるかもしれない「端っこ」までだいぶ余裕があるので、まあやってみようかなと思いました。
実際、想像以上にほつけて来ません。あんな風に怖がらなくてよかったな。糸がもったいないから次回から5目バージョンで十分かな
目の拾い位置、着てみて、なにか不都合があるとわかれば、また書きます
前立ては小さいところだけれど、イメージ変わる部分。
前立ての経験値が少なすぎて、あーでもないこーでもないと、だいぶ迷いました。
高橋亜子先生のカーディガンの前立ての編み方が目から鱗だったので真似しています。
なんと!往復に編まない。
スワッチを編む要領です。
前立ての丈が本体の丈が合わないときに切り抜け方まで載っている!!
これでうまく行くと良いなぁ♪
他にも目がうまく拾えなかったときは・・・とかね。
とにかく手戻り少な目で、先へと進めるようにアドバイスがいっぱい。
ここはどうなってるの?もしこうなってしまったらどうしよう?という時に、心強い本です。
今はまだ「ボタンホールどうすんのモンダイ」と向き合っております。
ボタンも未定。うちにピッタリの、あったかな?
ああ、緊急事態宣言が解除されていたならば、
手芸店のボタン売り場で油を売りたいところだわ←楽しみにとっておこうね
では、皆様も私も体力&気力充実の
週後半となりますように