どうやら思いは一方通行ではなかったようだ。帰り際に連絡先を効果的し、その日のうちにメールがきた。
次、いつ会える?

わたしは嬉しかった。
幸い、ゴールデンウィークの真っ只中。いつでも空いていた。
最終日、ご飯を食べに行く約束をした。

そしてその日。
おしゃれして行った。
落ち着いた雰囲気の居酒屋で飲み、帰り際に手を繋いでいいか尋ねられた。
彼は私のちょうど10コ上。
あったかくて少し分厚い手が大人を感じさせた。
そして駅に向かいながら、次に会う約束をした。
ドライブに行こう、と。
六甲山いきたくない?

関西のドライブ、夜景といえば六甲山から見る神戸。
私は嬉しくて仕方なかった。

そして、ついにドライブの日がきた。金曜日、仕事終わりに車で家まで迎えに来てくれるという。
私は最寄り駅を伝え案内した。

緊張していた。
車に乗って神戸に向かう。
横には、谷原章介みたいな男性。
正直、私なんかが一緒にいれる相手ではなかった。
色々話をした。

仕事は兵○県庁職員。
大学は私と同じ。
お兄さんが一人いる。
川西在住。
大学時代に留年してしまったこと。
今は彼女がいないこと。

どんどん色々知っていく。
そして、彼の魅力に捕まっていった。




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