おはようございます
あやぱんです
ただ今、朝の４時。
BOSJ名古屋２連戦、
行って参りました！！！
名古屋から帰宅し、いつの間にか…
本当にいつの間にか、泥のように眠ってしまい
しかしながらハっっっ！と目が覚めて
そうだ！あの試合を観て感じたことを
少しでも新鮮なうちに、
書き残しておきたい…書かなきゃ！
という衝動に突き動かされて
PCの画面に向かっている…
そんな、月曜日のAM４時です。
今日は当然、
あと数時間後には満員電車に揺られて
通常通り会社へ出勤です、が…
ん？それがどうかしましたか
？
（ひらきなおり）
少しでも寝て、体力回復せねば…
仕事に備えねば…
という三十路OLとしての良識を
書きたいんや！
という欲が、上回っております…
そう思わせられるくらい
すごい、試合でした。
BOSJ25・Bブロック公式戦
KUSHIDA vs SHO
先にお断りしておくと…
新参プ女子のワタクシ、
技術的なところ（技の名前とか）は
すごく未熟です
なので、とてもニュアンス的な内容になるかもしれませんが、
「客席から感じた空気感」
をお伝えすべく、
自分が感じたことを書いていこうと思います。
＊＊＊
いくら技術的に高度な技を使いこなすことができたとしても、
必ずしも、それを披露する機会に恵まれるとは限りません。
高度な技を駆使して魅せることはもちろん、プロフェッショナルに求められることですが、
求められるものに応える
観客が観たいものをみせる
ということもまた、プロフェッショナルに求められることだからです。
いえ、むしろ
後者ができてこそのプロフェッショナル。
自分が表現したいこと、魅せたいこと
を封印してまでも「求められること」に応えることができなければ「次回」はない…
そういう意味で
KUSHIDA選手は
『やりたい試合』
『表現したいこと』
を、なかなか思うように発揮する機会がなかった
また、それを正当に評価される機会がなかった
と言えるかもしれません…
関節を取りに行くタイミングが
どんなに上手くて巧みでも、
それを交わして切り返す技術が
どんなに華麗でも、
わかりやすく、すごい
いわゆる
飛んだり、跳ねたり、
のインパクトを上回って、
世間の大注目と高評価を集めることは
あまりなかったと思います…
みんなが求めるもの、
瞬時に会場のボルテージを上げることができるもの、
それはやはり
華麗な空中殺法や
派手な大技
だったりするからです
試合が始まってずいぶんと長いあいだ
関節技の応酬、
グラウンドでの攻防が続きます。
会場は…
静かでした。
しかし、
両選手への声援は途切れなくあったということと、
その静けさは決して、
無関心や退屈からくるものではなかった、
ということを、
書き記しておきたいです。
私は…
まばたきをすることも忘れて、
ナチュラルに息を吸って吐くことすらをも忘れていました。
目も、
耳も、
感情も…
感覚のすべてを、リング上の２人に奪われてしまいました。
ものすごい緊張感が張り詰めて
ただただ、
じっと息をこらして見つめている…
会場全体…かというと分かりませんが、
少なくとも私の周囲の客席は、
そんな空気感に包まれていました。
SHO選手
正直に白状します。
SHO選手が相手で、
こんなに「いい勝負」になるとは、予想していませんでした。
闘士をメラメラ燃やして、果敢に挑んでいく若手！
しかし、力及ばずコテンパンにやられて…
あぁ～やっぱり先輩の壁は高いなぁ、厚いなぁ。でもSHO！よくやった！やられてもやられても、向かってゆくアナタの姿に、むっちゃ元気もらえました！ありがとう！！
みたいな展開になるんだろうなぁ～
…って、実際に試合を観る前は、こんな安っぽい想像しかすることができなかった自分を恥じています。
ごめんなさい。
SHO選手だからこそ、
こんなにいい試合になったんだなぁと
今は素直に、そう思います。
試合が中盤に差し掛かっても
どちらが勝つのか、
全然予測がつきませんでした。
KUSHIDAファンとしてはもちろん
クッシーに勝って欲しいし、
実際、先輩の方が余裕に見えた、けど…
だんだん、
こりゃあ気持ちが勝る方が勝つやつだ…！
と思えてきて、
しかもそうなると、
SHO選手から発せられるその気持ちの方が、少しばかり多いような気さえしてきて…
とはいえ、試合開始からかなり時間も経ち、
体力的には両者とも消耗しているのが
目に見えて分かります…
そんな時
KUSHIDA選手が、
SHO選手に言い放ちました
『優勝したいんだろうが！』
その言葉に奮起し、
立ち向かっていくSHO選手。
しかし、ヘロりと崩れてしまい…
そんな彼に、
KUSHIDA選手はもう一度、
同じ言葉を投げかけました。
決してよく通るわけではない声質の
KUSHIDA選手のその一言が、
（ごめんよ、クッシー）
その時はとてもクリアに
私のところまで、届きました。
耳で聴いたというより、
声という形で発せられた「気持ち」が
心にダイレクトに響いてきた感じ。
クッシー、どっからこんな声出てるんや…！
「こわいクシダ」
とか、よく言われるじゃないですか？
それともまた、ちょっと違う…
少なくとも私は、
ちょっと今まで聴いたことない感じ
みたことない感じのKUSHIDA選手でした。
泣きそうに、なりました。
これほそ気持ちがビシビシ伝わってきて
観ている方が心動かされないはずがありません。
今も思い出しながら書いていて、
ちょっと泣いています（激白）
優勝したいんだったら、
ここで負けてる場合じゃないだろ！
俺を超えていかねぇと、
優勝なんてできないぞ！
という気持ちと…
これは私の想像ですが、
KUSHIDA選手はSHO選手の中に
いろいろなものを見ていたのじゃないかな、
と感じます
過去の自分
現在の自分
未来の自分
そして
ジュニアの未来…
いろいろなものが
SHO、という形となって
現れたんですよねきっと
今、このタイミングで。
うん。
少なくとも、
ただのイチ後輩
に向けた気持ちではなかったように、感じました。
（あくまで個人の意見です）
そしてそれを…
そのKUSHIDAを引っぱり出した
SHO選手、あっぱれ。
試合は、KUSHIDA選手の勝利
忘れかけていましたが、
これはBOSJのイチ公式戦
（忘れるなし！）
貴重な貴重な、勝ち点です…
この試合、
善し・悪し
は、私には分かりません。
好き・嫌い
は、見る人によって分かれるでしょう。
でも、私は、好きです。
とても、心動かされました。
これからもこういう試合
もっと、観たいです！！
いいと思ったものは、
いい！と言わないと…
好きなものは、好き！
って声を上げないと、
思っている以上に
周りには伝わらないものだから
書きました。
なんだかまとまらなくてごめんなさい
こんなに素晴らしい闘いを観せてくださった
KUSHIDA選手と
SHO選手に
心からの尊敬と、
感謝の気持ちでいっぱいです…
そして、現地の空気を感じることができたこと…
この目で見届けることができた幸せに、
感謝、感謝です
あらゆることに、ありがとう！って言いたいです！
今、そんな気持ちでいられることが幸せやぁ～
本当に、ありがとうございました！！！
＊＊＊
うっかりもう決勝戦のようなテンションですが（爆）
BOSJ、まだまだ折り返し地点です
他の公式戦についても、書きたいことがいっぱいあるので…
またレポートしたいと思います！
（たぶん）←たぶんかいっ！
私のつたないレポートが、この試合の尊さに水をささないか心配ですが（涙）
なにか、伝わるものがあれば幸いです
取り急ぎのレポートでしたぁぁぁっ！！！
今から会社行ってくるー！涙