みなさん、こんにちは。
コウイチ先生の本日のレッスンです。
テーマは「腹式呼吸1」です。
腹式呼吸ですが、
皆さんのイメージではへそまわりの
お腹を使った呼吸であると思います。
もちろん正解です。
この辺りを使ってしっかりと呼吸できれば、
良い呼吸が出来ると思います。
しかし、せっかくのボイトレですから、
もっと発展させた「腹式呼吸」を
学習してみましょう。
そこで本日は「みぞおち」を意識した
腹式呼吸をレッスンしてみます。
下の図でみぞおちの位置を確認してください。
(絵心がなくてすみません)
みぞおちは、
体の中心線上にありますが、
特徴としては、
「何かを飲み込むと上下動する」
「胃が痛い時の位置」
「押すと不快な感じ」
などが挙げられます。
人によって多少の位置の違いがありますが、
おへそから約5センチくらい上になります。
ここを両手の指の先で
押してみます。
嫌な感じがすると思いますので、
始めは軽く押す感じで結構です。
姿勢は曲げずにまっすぐに立って、
みぞおちを押します。
その状態からその押している指を
はじくように(みぞおちを元の位置に)
力強く「ハッ!!」と声を出します。
優しい声ではなく、気合を入れるような感じで
「ハッ!!」と声を出します。
わかりますか?
まずみぞおちを押します。
次に「ハッ!!」と声を出して
押されているみぞおちを前に押し出します。
息を吐くときに、お腹が前に動くわけです。
出来るだけ力強く行ってください。
そしてここが大事ですが、
口を開いた状態から始めてください。
数回繰り返す時は、
口を閉じないで、開けたまま
繰り返して行えるようにしてください。
よりお腹の動きで声を出す体が作られます。
どうですか?わかりましたか?
それでは本日のレッスンを終わります。