11.MAY.2020
お金の現在価値について。将来入るお金よりも現在のお金の方が価値がある。
大学のとき経済学でそんな話を聞いたことがある。
最近のこの社会的環境下でその意味が直感的にわかるようになってきた。
お金が必要になるとき、本当に必要になった時、お金が手元に無い状況がどれだけヤバいかという話。
そしていきなり資金源が経たれる可能性があって、例えばローンやクレジットの請求がその後にも続いて発生する状況が生まれてしまったとき、これは本当にヤバい。
その時は何処かから借り入れをしたり資金調達に追われる羽目になるわけだが、その時の心理的状況と言ったら生きた心地がしないだろう。
日本の大企業は以前から、資金がどれだけあってもそれを使わずに内部留保に回していたという話はよく耳にしていたが、例えば今回の状況で資金の内部留保がどれだけ大切かということがわかったと思う。今後経済が回復したとしたら、やはり企業は資金留保の策を将来にわたってとり続けるだろうと思う。元々大不況時代が来るとは言われていたわけだし。
いざとなったときのための確実な資金は現金、キャッシュだ。
最近ではクレジット決済、電子マネー決済が全盛を極めていたが、ここへ来て手元の現金がいくらあるかがとっても重要だと思った。何をするにしても最強なのは手元のキャッシュ。福澤諭吉だ。
クレジットにすればポイントは貯まるかもしれない。しかしポイントより重要なものは現金であり、ポイントは現金にはならない。物にはなるが現金そのものにはならない。
今、僕は外資系の棒クレカを使い果たして唐突に後悔している。
このカードのおかげで外資系の高級ホテルに泊まれるほどのポイントが貯まった。
だが後悔している。ポイントに踊らされていた感が否めない。
現金主義が馬鹿にされた時代があった。
今もそうかも知れない。
実際は現金主義ほど堅実なものもない。
よく言われるがクレジットは使っている肌感覚がなくなること、減っている感覚がなくなること、そこまでは問題じゃない。
一番問題なのは、いいカードになればなるほど使いたくなることだ。
アホくさいと思うかもしれないが、ステータスカードは支払いの際に他人に「魅せる」ためにある。見せる必要がなければそんなものなんだっていいはずだ。
しかしなぜ良いカードを持ちたいか、持ちたいと思うかといえば私のような見栄っ張りが自己を誇示したいがために保有するものだ。
だから余計金を使うようになる。
もしも貯金を増やしたいと思ったら、まずはそこから切っていくしかない。
そこから現在価値の貯蓄が始まる。