我が家も受けました、ブラタモリ終了ショック。
毎週見てたのに。
しかし、土特の後は早速その日の直しをしてるご家庭が多くて、ブラタモリなんかのんびり見ていて良いのかと不安になっているところだったので、終わってよかったような…?
もはやテレビを見ている場合じゃない気がするけど、その他の見たり見ていなかったりする番組はどうしよう。

■ ワイルドライフ
元々見ていた動物番組は「ダーウィンが来た」に、二年ほど前から飽き始めている。
ダーウィンより時間が長いので深掘りでき、キャラクターによる余計な合いの手が入らないことから子供に好評なのはワイルドライフだった。
しかし、正直こちらも飽きてきた。
なにせ、同じネタの繰り返しになりがちなので。

「百獣の王と言われてるけどライオンも大変なんです」
そりゃそうだろ。楽々生き残ってるならサバンナ中ライオンだらけだわ。
「クジラの親子、感動の絆!」
哺乳類ならそんなもんでしょ。

ミジンコ親子に感動の絆が観察されてから呼んでくれ。

子供ですら飽き気味なのに、多少新知見がアップデートされたとは言え生きもの地球紀行(ダーウィンの2つ前)は欠かさず見ていた私にとっては「これもう何周目?」なんですよね。
そうは言ってもアマゾンの浸水林回なんかは何度見てもいいですね。


■ サイエンスZERO
このように動物番組への情熱が低下してきたところで、急浮上してきたのがサイエンスZERO。
ナノポアシークエンサー回なんか、面白いかこれ?と思ったが、子供は塩基にはATGCしかないことに気づいたりと、ちゃんと見ていたようである。
30分と短いのもGood。


■ 魔改造の夜
子供が今一番好きな番組は魔改造の夜。
いいですよね、大人のロボコン。
ロボコンを見るたびに、私も高校生ロボコンに出るような青春を送りたかった!と思っては、子供にその夢を託そうと「ロボコン部のある学校にしよう」と言っているんだけれども、子供には無視されている。
見るだけで、作る気はないらしい。
とりあえずやってたら録画する。


さて、文句を言いつつも、先週のダーウィンは山口進さん回だったので見た。
今回出て来たバケツランとハチだとかの話は何回も聞いたことあるのでいいんだけれども(NHKって同じ映像をNスペやワイルドライフで使い回すよね)、せっかくなので教育的な話をしようと思った。

私「はい、今回は生き物同士のつながりがテーマですね。このようなテーマの説明文の場合、90%の確率で生態系は絶妙なバランスで成り立っていてどの生物も欠くことができない、そのバランスを人間のエゴで壊してはいけないといった話になります。ただそれだと通俗的すぎてつまらないので、もう一捻りある可能性があります。ここで『しかし』という言葉が出て来たら、しかし以下が筆者の最も言いたいことなので注目するように。例えば今山口さんが『地球は脆い』と言った。しかし脆い地球というのはあくまで人間の生存に適した地球という意味であって、温暖化や大量絶滅が進んで人類が滅亡したとしても別の生態系がすぐ再構築されるだけなので、地球規模で見れば憂慮することはありません」
子供「でも今人類が滅亡したら原発が暴走して他の生物も影響受けるらしいよ」
えっ、どうなんでしょ。
その場合も放射線の影響を受けにくい生物が蔓延るだけじゃないの。クマムシ的な。知らんけど。

今週も虫回なので、この蛹の映像Nスペでやってたやつじゃんと文句を言いながらも、見ようと思います。