いつもブログでくだらないことを書きながら
暇つぶしに目を通していただいた方には少々
申し訳ない気持ちになったりすることも
あるため、たまには目を通していただく方がたにも
有意義な発信をしたいと思う。

ふとした思い付きでで何やらいかにもインチキ臭いタイトルを
つけてしまったが、書いてる本人は決してインチキのつもりはない。

ただ、一人晩酌しながら少々ほろ酔い気分で書いているため
胡散臭い部分及びどうみても事実と著しく異なる部分については、
すべて「お酒のせい」ということで大目に見ていただけれなと思う。

さて本題に入るが、中国でお金持ちになる方法はいたって簡単だ。
それは、自分が中国人になりきって、株式投資と不動産投資を
すればいいだけのことである。

いきなり金儲けの種明かしをしてしまったが、ここで大切なのは
たとえあなたが中国人が大嫌いだとしても、どこまで自分が中国人
になりきれるかということだ。

間違っても、日本人ならこうする、こう考える、こうできるといった
上から目線は禁物である。

2015年の後半半年間で、約2億人が証券会社で新規口座開設をしたと言われる
中国で、大学生からOL、パジャマ姿で街を闊歩するおばちゃんまで、
彼らがどのような基準で株を買うかご存じだろうか?

それは「口コミ」である。

もし偶然にも、エレベータの中で若い女性二人が明日はこの会社の株が
上がるらしいわねという話をしていたら、勇気をだしてもう少し詳しく
聞いてみよう。

あなたが中国人になりきっていたら、その若い女性二人は金運の女神の
ごとくあなたに微笑んでくれるはずだ。

反対に、この会社は業績がよくないとか、すでに株価が割高だとか
ROE(財務指標のひとつ)が低すぎるなどという日本人風を吹かしてたり、
ましてさえないおやじの下手なナンパ心でもだそうものなら、
その若い女性二人も間違いなくあなたを無視することだろう。

逆に言うと、あなたが中国人になりきることができれさえすれば、
あなたも憧れの富裕層にのし上がる最初の一歩を踏み出したと思って
間違いはない。

そうなればしめたもの。会社のパソコンは株投資をするために会社が自分に
買ってくれたと勘違いしているのでは?と疑いたくなるほど、勤務中に株取引を
堂々とする中国人のことだ、、あなたにもきっと有益な「口コミ」を
教えてくれるはずだ。

そして、中国での「口コミ」株取引を通じて利益を積み上げてきたあなたが
次に目を向けるべき対象は中国での不動産投資である。

不動産を購入するということは、日本の庶民感覚ではかなりハードルが
高いと思われているが、あなたが中国人になりきれさえすれば、その
ハードルはきっと低くなることうけ合いだ。

私が昔中国の朋友たちによく言われたのは、家のローンを組んで
返済に詰まったら、銀行に家を差し出してチャラだから問題ないよと
いうアドバイスであった。

結論から言うと、過去15年は多少の上下はあるが資産価値が右肩上がり
で上昇しているわけだから、実に的を得たアドバイスだと思う。
銀行に差し押さえられてもむしろおつりがくる感覚だ。

だから中国で不動産投資をするコツについてはつべこべ考えずに
まず買うという行動を起こすことである。いつか暴落するだろうという
傍観者のままでは決してお金持ちになることはできないという中国人の
世界観を、せっかく中国に住んでいるのであれば、多少は真似て興じて
みてもよいのではないだろうか。

ある研究発表によると、ここ中国では、正確なデータはないが、
新車よりも中古車が高く売れるという怪奇現象が起こっても、
ニュースになるどころか、それは当たり前だと考える中国人が多数
存在すると推測されている。

まして、車よりもはるかに高額な不動産だ。
どこのどんな顔した中国人が買値より下がると考えるだろうか?
もしそのような中国人がお知り合いにおられれば、
ぜひ紹介していただきたいものだ。

ただし、わたしと同じ年代の日本人男性が、熱愛中の「恋人」に
マンションをプレゼントしたという豪気な恋物語を時としてここ中国
でもお聞きするのだが、どうゆうわけかお返しにプレゼントされた
玉手箱を開けてみると最後に手元に残ったのは、家のローンだけ
だったという摩訶不思議なおとぎ話が、ここ中国にもあることは
知っていてもよいのかもしれない。

もしあなたが中国人になりきっていれさえすれば、玉手箱を
受け取る前に不動産を売却し、十分なキャピタルゲインを手元に
残して富裕層の仲間入りをしているはずなのだから。

さて少し長々書きすぎたが、シンプルに整理すると
・株式投資は口コミに耳を傾ける。(下手なナンパ心は不要)
・不動産投資はつべこべ言わずに買う。(名義にご注意あれ)
ということになる。

もちろん以上に書いたことを参考にするしないは自由だし、
限られた人生お金よりも大切なことはあるはずだ。

ただ、もしあなたが世に無数に実在するといわれる「きちがいおやじ」と
お酒を飲む機会にでも遭遇したら、かくもくだらない見識をもつ
おやじ話につき合わされる危険性があるということだけでも実感して
いただけたかもしれないという点では大いにご参考いただければ
なと思う。

追記:上がれば下がる、下がれば上がる、それが投資の世界だそうです。
   不動産規制が厳しくなった2010年以降に特に地方都市や上海であれば
   郊外に不動産を購入された方々の中には中国の方でも損をした人が
   おられるとお聞きします。株式市場のほうも市場全体が日本でいう仕手株銘柄
   のような動きをする(一般個人投資家が多いため株価が一方向に振れやすい)
   ため特に日本から一部証券会社経由でいわゆる中国A株を購入するのは
   個人的にはあまりいいとは思えません。為替リスクもありますし。
   では、くれぐれも投資は自己責任ということで。