A型をやめて4月1日からB型に変更しますと

利用者さんにお伝えして約6ヵ月

みなさんともお別れの日が近づいてきた。

 

最初は、みんな戸惑っていたけれど

周りの状況も似たり寄ったりで仕方ないんですねぇと言ってくれたり

支援員のみなさんも大変ですねと気遣ってくれたりして

本当に心苦しいばかりですショボーン

 

おひとりおひとりできるだけ希望に沿うように

あっちやこっちの事業所の見学に同行したり

ハローワークへ同行したり

この6カ月はあっと言う間に過ぎてしまった。

 

数名は、まだ進路に悩んでいるので

引き続き変更後のB型を利用して

進路を探すことに。

 

そして6割ぐらいの方は

他所のA型やB型に。

1名は内定をもらって就職となった。

 

この間に、近隣のA型事業所さんが2件

同じようにB型へ変更となって

昨日たまたま顔を合わせたA型さんは

閉鎖を決定したそうで

状況は相変わらず厳しいー

 

先週は、複数事業所を展開されていたところの管理者さんが

飛び込みで営業に来られて

「うち、すべてのA型事業所をB型に変更しましたので

また興味のある方いらっしゃったら紹介してください」って。

 

すみません、うちもなんですあせる

うちはまだ営業にいく余裕すらないけど

事情は同じですショボーン

 

 

 

 

さて

来週4月1日からは、頭を切り替えて

B型スタートです!

高工賃を目指すのか、安心できる居場所を目指すのか!?
しっかり職員と話し合って

利用者さんに喜んでもらえる事業所になるよう

頑張ります!

 

 

 

 

とりあえず、まずは花見に行きたいかなー

ちょっとゆっくり癒されたい。

利用者さんにも職員にも

お疲れさまでしたと声をかけたい

 

 

 

 

A型を閉めるというか縮小するにあたって

現在利用してもらっている利用者さんの進路に走り回っている近況です。

一応、利用者さんに6か月後にA型をやめてB型に変更しますという案内をして

この6カ月の間に精一杯支援をするので進路を決めてくださいと

お願いさせていただいている。
 

利用者さんの選ぶ選択肢は次のようになる

① 他所のA型に移る

② 特例子会社へ就職する

③ 一般企業へ就職する

④ 他所のB型に移る

⑤ 当事業所のB型に残る

⑥ 失業保険をもらいながら検討する

 

A型のサービス終了時には、会社都合で退職(解雇)とさせてもらうので

すぐにハローワークで手続きをしてもらえば

まだ、他所のA型や就職の決まっていないとしても

翌月から失業保険がもらえると思うので

まったくの無収入状態にはならないと思うが

それでも、問題は経済的なことだけではないと思うので

心苦しいばかりの気持ちでしかない。

 

本当に申し訳ないですショボーン

 

それでも、利用者さんたちは

事業所を責めずに進路を模索してくれている。

いいきっかけになりましたと前向きに就活を始めたかたもいて

何がなんでもいい職場に繋げれるようにと

渾身の思いで支援させていただいている。

 

そんな中、更に辛いことが起きてきたショボーンショボーンショボーン

 

利用者さんの中では①の他所のA型へ移ることを

希望されるかたが一番多いのだが

昨年中に、見学や体験に行かせてもらっていた事業所さんから

年が明けてから

 

申し訳ないですが、うちもこの春に閉所することになりまして・・・

 

急なんですが、今月末で閉めることになってしまって・・・・

 

などと次々に連絡がきた。

お互いの事情もわかるので仕方ないし

おそらくあちらのスタッフさんも

突然会社から言われたんだろうなと察しもつくので

誰に文句も言う気持ちにすらならないけど

見学や体験に行っていた利用者さん達の落胆や不安は

痛いほどわかる。

 

結局、他所へ移れたとしても

そこも、いつまであるのかわからないってことですよね!?

 

 

 

 

 

本当にごめんなさい

とても残念なことだけど、そんなことはないですよとは

とても言えないショボーンショボーンショボーン

ごめんなさい。

 

 

 

A型事業所閉めることにしました

 

というか、正確には、2つあるA型事業所のうち1つの事業所のサービスを

来年の4月にA型からB型に変更することにしました。

 

以前から書いているように、今年の春の報酬改定で

A型を運営していてもらえる訓練給付金(報酬)の単価が

事業所の作業での儲けでA型利用者さんの給与を賄えない場合には

大きく減額されるという仕組みに変わったので

この先このままではもう無理かなという結論になってしまいました。

 

もっと正確にお伝えすると

福祉に好意的な関心を寄せていただいて

かなり条件のいい作業をさせてもらっていた会社さんが

いろいろな事情で外注を出すことができなくなって

そこの会社さんの作業のないままだと

他の作業売上をどう頑張っても

2つの事業所のA型利用者さんの給与額には到達できないことが

ハッキリしてしまって。

 

材料費の値上げ、物流費の値上げ、人件費の値上げ・・・。

どの会社さんも苦しい事情があることだと思うので

それはそれは、仕方のないことですが

来年の3月末までの残り半年を切った今から

この先どんなに営業に頑張ったとしても

へこんだ売上を挽回することは無理だろうと。

(報酬制度のスコアは4月に前年度分を報告することになっています)

 

そして、先の報酬システムでは

1年度ごとの作業売上と利用者さんの給与総額との単純な対比なので

どんな事情も、どんな努力も関係なく

単純に数字が対比してマイナスとなれば

来年度の1年間は大きく減額された報酬しか得れない。

どう考えたって、そんな減額された報酬では

毎月が百万を軽く超える赤字になって

1年も持たずに倒産するだろう。

 

だから、どうしようもなく

2つあるA型事業所を1つにすることにしました。

事業所を1つにすれば、今行っている作業を集約すれば
来年度は大丈夫と思う。

 

ただ、閉めるほうの事業所を利用している方々には

就職するか、他のA型に移るか、B型に残るか
何らかの進路を突然選んでいただかないといけなくなってしまい

心苦しいばかりですが

来年3月末までに精一杯支援を尽くします。

 

 

 

こんなことになってしまう福祉の制度って

いったいなんなんだろぅショボーン

 

先日11/13に行われた社会保障に関する行政の会議資料の

障害福祉(総括)の序文にハッキリと書かれています。

「障害福祉サービス等の予算は直近10年間で倍増。障害福祉サービス等の

持続可能性を確保するためには、サービスの質を確保しながら総費用額を

抑制する取組が不可欠」

 

はい。

お金かかるから減らしていく取り組みをしなければならない と

隠すことなく本音を書いちゃってますねあせる

 

 

もやもやするよりも

もぅなんだか疲れた・・・・・ショボーン

 

 

 

 

 

 


 

 

 

先日、昭和時代の映像を見ながらスタジオでトークするバラエティをみた。

そうだよなー照れ

 

昔は携帯電話なんてなかったんで

朝出社して打ち合わせを終えたら、営業行ってきますと言って

いつもの喫茶店に。

同僚や同業者さんの寄り合い所みたいなところだったから

情報交換の場と言えば確かにそうだが

喋ってることといえば、競馬か野球か今晩どこ行く?の話ばかり

適当な時間に公衆電話から会社に電話を入れて

何かありますか?と確認する。

 

昔はパソコンがなかったんで

どの書類も手書き

今ではエクセルで表組みして関数入れるような仕事も

ノートや方眼紙に線を引いて

なんなら電卓じゃなくてそろばん使って

計算しながら手書き。

たぶん、あなたがスタバでサクサクやってる仕事も

昔は2人、3人かかって手書き手計算して仕上げていた。

 

昔は事務所の冷蔵庫にはビールが入ってたりして

夕方になったら、とりあえず一杯流し込んで

タバコをぷかぷかやりながら仕事をしてた。

もちろんオンライン会議なんでできないので

本社で会議とかになったら

前日から泊りでいっちゃう。

いつものお店に行けば、他の支社の人もいて

翌日の会議はみんな二日酔い。

 

今思えば、おおらかというか適当というか

たぶん、というかこれ思うに

今のほうが間違いなく業務量を多くこなしている!

もちろん携帯電話やPCという機器を使うことで

省人化が図れて

昭和の時代に、何人かでやっていたことや

何時間、何日とかかっていたことを

サクサクってやってるわけだけど

 

でも、なんでだろう

昔の人の何倍かをひとりでこなす現代なら

当然、あの頃よりも豊かに生活できているはずなのに

 

昔は、おかあさんは専業主婦の家が多かった。

ひとり者は独身貴族なんていわれて趣味に、車にと遊んでいた。

それなりに勤め上げれば家を持つことができた。

55歳や60歳で退職で、退職金も何百万、何千万ともらえた。

10年間郵便局に定期貯金をすれば、倍になった。

消費税だってなかった。

 

 

んんん???

なんでだ!?どうしてだ!?

あんなに映像を見ながら若いタレントが笑っていたのに

昭和の昔のほうが、豊かじゃないか!?!?

 

 

 

なんだか、もやもやするなぁ・・・・・あせる

 

 

 

 

 

 

 

うーん・・・・あせる

締め付けがきつくてなんとか赤字から抜け出さなきゃと

誰しもは思うけれど

厳しい報酬改定の結果が

こういうグレーなところを思いつくような

事業所が次々でてくるようなら

結局、被害者を生むばかりの制度改定に

なってしまうんじゃないか。

 

先日聞いた話は

とあるA型事業所を退職したという人からで

もう毎日がお金のことばっかりで

福祉をしているのか金儲けをしているのか

嫌になって辞めましたとのこと。

 

そこの事業所では、利用者さんを2つの班に分けて

今週はA班、来週はB班というように

週交代で、通所作業と自宅待機にさせているとのこと。

自宅待機の理由は、全員が作業できるほどの仕事量が

入ってこないからということになっているらしい。

(仕事の内容は内職の軽作業だそうです)

 

自宅待機ということで、その日は利用者さんに

給与の6割を支給。

つまり、本当なら時給×4時間×20日(営業日数によって変動)となるところが

時給×4時間×10日+時給×4時間×60%×10日(日数は営業日数によって変動)となる。

自宅待機のときは、通所も作業もしなくて

6割の給料もらえるんだから良しと思う方もあれば

月のお給料が減ってしまって困っているという方もあれば

自分は毎日働きたいのに強制的に休まされてしんどいと思う方もあるだろう

お仕事が入ってこないんなら仕方ないよねと納得されているのかどうか

利用者さんの気持ちはわからないが

こんなにシステマチックに勤務シフトを固定しているのなら

たまたま今は仕事量が少なくてとか

また作業依頼が増えてきたら毎日出勤してもらうので~と聞かされても

ほんまかいな!?と疑りたくなっちゃう。

 

っで。おそらく訓練費の請求は

全日通所利用で請求しているんだと思う。

こうすれば、前回の投稿と同じで

訓練給費は満額もらって、利用者さんに支払う給料は減らせるので

収支は改善できる。

 

でも、ここまですると

これ許されるのか??

 

 

 

退職されたその方は

なんかもう、あんなにお金お金のやり方は嫌なんで

自分でA型事業所作って

もっときちんと支援のできる利用者さんの喜ぶ事業所にしたいんです!

ということで、新しく事業所を作るにはどうすれば良いかの

相談に来られたわけですが

 

 

すみません。正直言って今のこの制度で

新しくA型事業所を作ったところで

借金が増えていくだけで

運営していけないと思います。

 

 

 

お気持ちはとても嬉しいのに

どうしてこんな返事しかできないんだろう・・・ショボーン

もやもやするなぁ・・・・。