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ルーツ

僕のルーツはこの土地にある、みたいです。

母方の爺さん(僕が生まれる前に他界)が育った集落です。
奄美大島の「円」というところ。
2007年に、初めて訪れました。

爺さんは、ここから飛び出して、戦前に台南で事業を興し、牧場経営でそこそこの成功を収めたと聞いております。
(一家で台湾から東京まで船旅し、銀座でお買い物してた、とか)
婆さんは、明治の時代に奄美大島で家庭教師を東京から呼び、バイオリンのお稽古までをもしていた、スーパーお嬢さまだったらしいです。
(そのスーパーお嬢様を嫁に迎える為に、爺さん無茶苦茶頑張ったんでしょうね)

母の兄(僕の伯父)は、爺さんが台湾銀行の総裁だった團琢磨から名前を頂き、圓琢磨と命名されました。(爺さん、台湾銀行にだいぶ出資していたみたいです)

大戦中、日本の敗戦を爺さんが嗅ぎつけた時点で台南の財産を全て放棄し母親一家は鹿児島に引き揚げて来たそうです。母親が中学にあがる以前の話ですから、終戦よりはだいぶ以前の話ですね。
婆さんの着物(大島紬)を何着か売って鹿児島市内に家を買ったと聞いています。

終戦の日、玉音放送があった時、爺さんは錦江湾でスズキを釣り上げ笑顔での帰宅だった、とか。

世が世なら~なんて思ったこと、正直ありました。
けれど、いまは今で、自分の中に流れている血に誇りを持っていられるだけで良かったかな、と。
余計な財産とか、あったらあったで面倒臭い問題に巻き込まれていたでしょうからね。

円の集落は、とても穏やかな空気がゆったりと流れている土地だと感じました。
自分のルーツがこの土地でよかったなぁと思えた、幸せな気持ちになりました、よ。
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