長寿社会となり、また国の方針もあってか、
近年、「在宅医療」を利用される方が増えてきているようです。
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000170234.pdf
「訪問診療」の様子が、
テレビなどで取り上げられることが多くなっていますが、
マスコミ情報からの在宅医療で気を付けておいた方がよいのでは?と感じることとして、
必ずしも、「在宅医療」=「終末期医療」、「看取り」を前提とした医療のみ…というわけではない、
また、ドキュメンタリー番組で取り上げられている映像は、ある種理想的なご家庭の姿が描かれている場合が多い?
…といったことがあります。
そのあたりを踏まえて、
「通院が困難」となってきた時には、
選択肢として「在宅医療」を考えていくとよいのでは?と、
ケアマネ業務を行っている中で感じています。
私自身も両親が高齢となってきているので、今後そのような選択が必要な場面となることもあるのかもしれません。
「在宅医療」を始めたら、「病院の医療」はなくなるととらえている方も、
マスコミ情報の影響からか?比較的多くいらっしゃるように感じますが、
ご本人、ご家族、主治医の先生のお考えがありますけれど、
「ほぼ在宅医療(在宅介護)、ときどき入院」
…といったかたちで利用をされる方が多いのかなと思います。
(在宅医と病院の医師の間での連携の問題があるようではありますが…)
財政面から始まった動きではあるのかと思いますが、
患者視点でも、助かっている方が多いと感じています。
先日、末期がんのため、ご自宅での看取りを希望されていた方が天国へ旅立たれました。
ご冥福をお祈りいたします。