東京大学医学部附属病院救急部・集中治療部長を15年に渡り務めてこられた矢作直樹医師の著作『長生きにこだわらない』の中で、心に残った文章を記していきたいと思います。

 
 
・「加齢」しても「老化」はしない
     感謝の念で中今を生きる。
・ちょっと不便な生活を楽しむ
    ほどほどに体を動かし、自律して生きる。
・食べ過ぎない、偏らない
    万人に適用される食の黄金ルールはない。
    食事はバランスが大切。
    好きなものも適度に食べる。
    旬の食材を、ほどよい量で楽しむ。
・息切れする運動を頑張らなくてもいい
   自分の体力に合わせて、ゆっくり体を動かす。
   自分に合う運動を少しづつ続ける。
・毎日の運動は少しでいい
   無理はせず、できる運動を習慣にする。
・良い数値は人によって違う(健康診断の数値など)
   自分にとって適切な状態がわかればいい。
・自律神経のバランスが良いと免疫力が上がる
   食事、運動、休息、自分を大切にする暮らしが健康を作る。
・医学に対して、否定も依存もしない
   西洋医学は急性期の治療に、東洋医学は長期的な体質改善に役立つ。
・平穏死を目指す
    余計な医療を受けず、自然に任せて死ぬことを平穏死と呼びます。
・ピンピンコロリには努力が必要
   適度な食事、運動、休息。ピンピンコロリを目指して、体と心を大切にする。