合格者の中に、自分の受験番号を確認しました。

採点をしてみたところ、121点(80.7%)の出来でした。

目標としていた60%=90点を大きく超えることができました。

このブログは、お陰様で、
「合格への軌跡」となりました。
自分自身のモチベーション維持のためのブログでしたが、
定期的に訪問を下さった皆様、ありがとうございました。
この場をかりてお礼を申し上げます。
 

さて、来年受験をされる方、
拙いブログではありますが、

合格するまでの1年間を綴ったものですので、

参考にしていただけるところがあれば嬉しく思います。

そして、どうか、ご自分に合った受験学習のスタイルを見つけられることを願っています。

 

福祉の世界に携わっている人間は、目の前にいらっしゃるその方に合った支援を行うために、
自己研鑚を続けていかなければなりません。
その一環として、受験学習を位置づけられるとよろしいのかと思います。


真剣に向き合えば向き合うほど、自分の無力さを感じるのが支援の現場ではないでしょうか?

 

社会福祉士の資格がなくても、この業界で、仕事をしていくことはできます。

例えば、包丁を手にした、30代の、体重が70㎏以上もある行動障がいの男性ご利用者の前にいる時に、

社会福祉士の資格を有しているかどうかは関係がありません…。

その方に、「私は社会福祉士なんだよ」と言ったからといって、包丁を持った手をおろしてくれるわけではありません。

 

資格を取得していてもそれを活かしていない方、さらによくないと思うのが資格の印象をおとしめている方です。

ご利用者の方のお役に立ちたい…という気持ちを少しでもお持ちの方に、是非、資格取得を目指していただきたく思います。

教科書そのままで、実際の現場で通用するわけではありませんが、

何事においても、基礎基本が大切かと思いますので、教科書(テキスト)に書かれていることを理解しておく機会を作られることも、意味のあることと思います。

どのような業界でも、多くの仕事は、「答えが始めから用意されているわけではない中で」、「試行錯誤」をしながら、よりベターな結果を目指しているものと思います。

その点、試験にはとても有り難いことに「答え」が存在します。

有職者からすれば、こんなに有り難い世界はないとも考えることができます。

そういう意識で試験学習を乗り切っていかれるとよいのかもしれません。

 

試験は、人間のごく一部分の能力を使います。

試験には不向きだけれども、実際の支援現場では力を発揮される方もいらっしゃることと思います。

そういう方は、無理に資格取得をなさらなくても、今のお仕事を頑張られるとよいのではと思ったりします。

福祉の資格の中では一番難易度が高い試験と思います。
合格をするためには、ある一定の期間、一定の労力、時間を使わなくてはなりません。
資格取得の意味を認識されている方のみがトライされた方がよろしいと思います。
19科目と試験範囲がかなり幅広いので、試験に合わせた学習をしなければ、よほど日常的に幅広く自己研鑚をされている方以外は不合格となることでしょう。

しかし、1年なりのスパン(300時間以上)で、地道に努力を積み上げていけば、多くの方は合格をすることができる試験とも断言できます。

以前ブログに書きましたが、必要とされている能力は違いますけれども、

試験学習に必要な時間数という観点でみると、簿記2級と同じくらいの難易度かなと感じました。

 

来年受験をしようかなと思われている皆様、今から準備を始められたら、合格できる可能性がとても高いと思います。どうか、頑張られて下さい。