【青森】県内で子宮頸がんワクチン副作用
東奥日報 6月18日(火) 配信
県内の10代女子が今年4月、子宮頸(けい)がんワクチンを接種した後、一時意識がもうろうとなるなど、ワクチンの副作用とみられる症状があったことが15日、県への取材で分かった。女子は接種後数分で回復し、後遺症などはないという。
県保健衛生課によると今年4月、県内の医療機関から厚労省へワクチンの副作用報告が出され、同月中に国から県へ情報提供があった。本年度、県内でほかに副作用報告はないという。
県内では、2010年度途中から子宮頸がんワクチン接種の公費助成を行う自治体が出始め、11年度からは全市町村が接種事業を実施している。12年度末までに県内で約3万人がワクチンを接種しているが、11~12年度中の副作用報告は、国からの情報提供がないため、県は把握していない。
一方、激しい痛みが広範囲に及ぶ症例が全国で報告されているのを受け厚労省が14日、ワクチン接種を積極的に呼び掛けるのを一時中止するように全国の自治体に勧告したことを受けて、県には15日、一般から計7件の問い合わせがあった(午後5時現在)。内容は「1回目を接種したが、2回目はどうしたら良いのか」というものがほとんど。
南部町、外ケ浜町の担当者から電話や電子メールで、住民対応の問い合わせもあった。医療機関からはなかった。
県保健衛生課の担当者は「住民から戸惑いの声が寄せられている。(医療的なことなど)国に具体的な対応を問い合わせており、分かり次第周知したい」と語った。
問い合わせの受け付けは17日に再開し、県保健衛生課(電話017-734-9215)が対応する。
東奥日報 6月18日(火) 配信
県内の10代女子が今年4月、子宮頸(けい)がんワクチンを接種した後、一時意識がもうろうとなるなど、ワクチンの副作用とみられる症状があったことが15日、県への取材で分かった。女子は接種後数分で回復し、後遺症などはないという。
県保健衛生課によると今年4月、県内の医療機関から厚労省へワクチンの副作用報告が出され、同月中に国から県へ情報提供があった。本年度、県内でほかに副作用報告はないという。
県内では、2010年度途中から子宮頸がんワクチン接種の公費助成を行う自治体が出始め、11年度からは全市町村が接種事業を実施している。12年度末までに県内で約3万人がワクチンを接種しているが、11~12年度中の副作用報告は、国からの情報提供がないため、県は把握していない。
一方、激しい痛みが広範囲に及ぶ症例が全国で報告されているのを受け厚労省が14日、ワクチン接種を積極的に呼び掛けるのを一時中止するように全国の自治体に勧告したことを受けて、県には15日、一般から計7件の問い合わせがあった(午後5時現在)。内容は「1回目を接種したが、2回目はどうしたら良いのか」というものがほとんど。
南部町、外ケ浜町の担当者から電話や電子メールで、住民対応の問い合わせもあった。医療機関からはなかった。
県保健衛生課の担当者は「住民から戸惑いの声が寄せられている。(医療的なことなど)国に具体的な対応を問い合わせており、分かり次第周知したい」と語った。
問い合わせの受け付けは17日に再開し、県保健衛生課(電話017-734-9215)が対応する。