公明党のおかげで配布された無料クーポン、案外利用されてない。
検診を受けないのは記事にもあるとおり、
「身近な問題じゃない」こととか、
「無料だってなんだって、内診台がいや」
「仕事があって検診に行けない」
「夜間や土日にもやっていればいいのに」とかいろいろありそう。
他に何をしたら検診受診率があがって、
命を、子宮を失う人、子宮を失うかもっていう不安で眠れない人が減るのか。
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「子宮頸」と「乳」がん無料検診、利用2割…兵庫
2010年6月11日 提供:読売新聞
兵庫県神戸市昨年「身近な問題と考えて」
厚生労働省が昨年、検診対象年齢の女性約760万人に配布した子宮頸(けい)がんと乳がんの無料クーポン券を利用した神戸市内の女性は、2割程度にとどまっていることがわかった。
特に20歳は子宮頸がんのクーポン利用率が9・2%と低迷。
今年もクーポンは配布されるが、市は「若い世代では男性より女性のがん患者が多いのに、身近な問題として考えていない」とし、欧米の70-80%という受診率をみて「若年層にアピールして、2012年度までに50%以上に向上させたい」としている。
クーポンは昨年4月1日時点で、子宮頸がんは20-40歳、乳がんは40-60歳の各5歳きざみを対象にした。
子宮頸がんは5万3574人、乳がんは5万6947人に配布され、利用者はそれぞれ1万1012人(20・6%)、1万1231人(19・7%)だった。
今年も今月中旬に市と国が費用を負担してクーポンを発送する。来年3月末まで市内の医療機関や地域巡回検診車で使うことができ、4月以降ですでに検診を終えた対象者には、負担額を還付する。
一方、市は2年に1度の定期検診の助成制度を2005年に始めており、年度内に偶数歳になる女性について、子宮頸がん(7000-8000円)は20才以上の自己負担額が1700円、乳がん検診(約1万円)は40才以上が2000円、50才以上が1500円になる。
厚労省は2008年に医療機関を対象にした調査からがん患者数を推計。
男性は30歳代で8000人、40歳代で2万8000人に対し、女性は30歳代で2万6000人、40歳代で6万7000人と、若い世代の罹患(りかん)率が男性に比べて高かった。(東礼奈)
問い合わせは市地域保健課(078・322・6515)。