こんばんは。
とんがりです。
二十三歳のサラリーマンです。
今回は、私が二月に俳句ポスト365に投稿した、俳句の作り過程を教えちゃいます。
俳句のルール
・季語を入れること
・5音・7音・5音リズムを意識すること
俳句ポスト365とは
愛媛県松山市が運営する俳句投稿サイト。
サイトに俳句を投稿すると、優秀な俳句に夏井先生がコメントをくださります。
二月に募集されていた兼題は「余寒(よかん)」でした。
そして、私が投稿した俳句はタイトルの通り「荷造りや星をもつつむ余寒まで」です。
ちなみに余寒とは
寒が明けて立春以後の寒さのこと
1、題材を考える上での筋道
はじめに、この季語のポイントは
・同じような意味の他の季語(春寒)などとの使い分け
をしなければならないことです。
そのうえで余寒は「残る寒さ」であり、どちらかというとマイナスなイメージがある。
↓
そこで、寒さを活かし句全体としては前向きなものにできたら味わい深かな。
↓
結果、大きな筋道として「寒さで心が引き締まる」ことを表現しようとなりました。
2、筋道通りの題材から一句
ではこの筋道で、二月が合う題材は何だろう?
↓
受験だ!
受験の間際に、受験生の志が引き締まることを言おう。
↓
そこで一度作った句が
「筆箱とハチマキ締める嗚呼余寒」です。
テスト前の最後の見直しを終え、今まで頑張ってきた自信と本番への不安を、
余寒によって同時に感じたことを詠んだ句です。
↓
しかし、
筆箱とハチマキで文字数を使いすぎていないか?
そもそも、受験生の心が引き締まるという題材はありきたり?
もっと余寒から生まれる心情の部分を描けないか?
3、季語を軸に考える
ここで、一から考え直すことに。
季語を軸に考え、「中七+余寒〇〇」と季語を配置すれば、より季語を深堀できるのでは?
↓
寒い日のいいことといえば空が澄んでいることかな。
「星を包む余寒」
↓
いい感じと思ったので、一度、初めの五音をどうするか考える。
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五音で二月と合う題材はあるか?
↓
引っ越しや受験前の「荷造り」だ!
↓
そして完成!
待たせたなっ!
~荷造りや星をも包む余寒まで~
感想
人と被らない発想をするには、思考回路の角度を変えるのもアリ。
最後に
俳句ポストにはミスって「包む」をひらがなで投稿してしまいました。反省です。
去年四月頃から俳句を詠み始めた私ですが、
俳句ポスト365に投稿したのは今回が初めてでした。
未だに、ちゃんと俳句を作れているか不安ですが、
最後まで見ていただきありがとうございます。
それでは、次回!
「俳句を詠んで億稼いでみた」でお会いしましょう!
ブログに使用したイラストすべていらすとやのものを使用しています。