2020年に放送された韓流ドラマ「悪霊狩猟団 : カウンターズ」第1シーズンを観ました。


この世を彷徨う悪霊たちは、邪悪な人間を宿主として人間を殺してはその魂を喰らい生き永らえる。その魂は天国へ行くこともできずに悪霊の中に閉じ込められる。


事故や殺人の被害者として、昏睡状態にある人の中で審査に合格した人を選び、悪霊を狩るための集団カウンターズが存在する。


幼い頃に両親と乗車中に、酒酔い運転で突っ込んできたトラックに両親を奪われ、自分も右足を使えなくなるという被害に苦しんだソ・ムンは、祖父母の庇護の元、高校生に成長する。


ある日、昏睡状態でもないソ・ムンの中に最強の悪霊に殺されたチャン・チョルジュンの魂が入る。カウンターズのメンバーは、杖をついて生活しているソ・ムンに戸惑いながら、チャンの代わりに受け入れようとする。


カウンターズのメンバーたちが、なぜ悪霊を狩るミッションに選ばれたのか?自分の権力欲のために陰で人殺しも厭わない市長とその仲間たちと腐敗した警察組織を退治していけるのか?異例のリクルートを受け入れたソ・ムンの「死んだ両親に会いたい」という願いは果たされるのか?


軽い時間潰しに見始めたのだが、人と人の繋がり、家族という尊い存在や仲間を想う気持ちをしっかり描いた人間ドラマであり、群像劇であり、笑えて泣ける(それも何度も)アクション大作。


観て損はない「最高の作品」であることを保証しておきます。