いや、噂には聞いていましたが、第一話から引き込まれて「大変なものを見始めてしまった…」と後悔していたら、エピソード8で終わるとのこと。


中国人作家劉慈欽(リュウ・ツーシン)さんの長編大作が原作だとか。原題は ‘3 body problem’ 三体問題。


科学者が次々と不審な死を遂げる。極めて優秀な物理学者の仲間たちにも自殺者が出る。彼女は死ぬ前に「あなたは神を信じる?」と言い残していた。葬儀に集まった5人とその中の一人の女性の恋人は、自殺した友人の母を訪ねてお悔やみを言う。


中国が科学を否定し、科学者たちを弾圧していた時代。大学教授であり、最も優秀な科学者の一人を見せしめにリンチして殺す。それを見ながら苦悩に喘ぐ娘。この娘は矯正のためと称して、苛酷な労働現場に閉じ込められる。


自殺した物理学者は死の間際まで、黄金色のヘッドセットを被ってゲームをしていたと聞いた仲間の一人が、そのヘッドセットを母親の許可を得て持ち帰り実際に装着すると、そこにはヴァーチャルとは思えない世界が繰り広げられる。彼女はそのゲームを通じて、地球に危機が迫っていることを知る。暗躍する国家の諜報部員たちは正義なのか、それとも悪か。父親を惨殺された娘が連れて行かれた研究施設で行った「ある事」が、地球滅亡の扉を開いていたことがわかる。


5人の科学者たちと諜報部員たちは、地球を救えるのか?地球を目指して飛来してくる「三体」は、本当に地球を滅亡させるつもりなのか、人類を救うために遣わされた「神」なのか?


8話で完結するらしい。可能なのか?このボリューム感では消化不良にならないか?と不安にもなるがどうしてもこのワクワクを抑えながら、見てみようと思った。