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モールシン部

モールシン&ムリダンガム奏者 竹原幸一のブログ

随分と間が空いてしまいましたが、これまでに、口琴という楽器はあまり知られてはいないけれども、実は我々日本人にとって極めて身近なモノであるということを書きました。また、②で紹介させていただいたリンク先から、口琴文化は世界中に分布しており、古くから人々に親しまれてきたということもお解りいただけたかと思います。いくらか重複するかも知れませんが、演奏スタイルの具体的な例をいくつか挙げます。

口琴が国民楽器とされ、知らない人はいないと言われるロシア連邦内のサハ共和国では、口琴は「ホムス」と呼ばれ、多彩なテクニックや理論は極めて本格的に体系化されています。自然音の模写や音色の変化の妙、美しいメロディーといった幅広い表現の幅は精神性と直結し、それはまさに口琴文化の代表格と言えるでしょう。



また、北海道や樺太などの先住民族のアイヌは「ムックリ」という素朴な竹口琴を用い、やはり自然音の模写をはじめ、カムイ(神)への信仰と密接に関わるスピリチュアルな表現を特徴とします。①でも紹介しました。



西洋諸国での使われかたは(西洋諸国と言っても広いですから一様ではありませんが)、五線譜で表現できるような、我々日本人には「音楽」としてすんなりと耳に入ってくるような演奏が多いように感じます。このことは独自の演奏スタイル云々というより、単にそれが西洋音楽に親しんだ奏者による演奏だから、ということでしょう。ロックやポップス、クラブミュージックなどへの応用も珍しくありません。名称は「ジューズ・ハープ」「ドロンブ」「マウルトロンメル」と様々です。




それではいよいよ、南インドの古典音楽「カルナーティック音楽」で使用されている口琴「モールシン」に的を絞って書いていこうと思います。この動画では、5'00"より両面太鼓の「ムリダンガム」とモールシンによる、短めのパーカッションアンサンブルを聴くことができます。





モールシン教室やってます





13日の金曜日、仏滅。数年に一度巡ってくる超ラッキーなこの日、渋谷のNHKのスタジオにてモールシンを演奏してきました。




毎週月~金曜日の17:00~17:49にNHK BS-1から生放送されている「ほっと@アジア」という番組です。http://www.nhk.or.jp/hot-asia/




この日の金曜特集、お題は「南インド口琴 モールシンの世界」・・・ってモロじゃないですか!!!








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まずツカミに短いモールシンソロ。つづいて口琴とは?そしてモールシンとは?という話しに続き、キャスターのお二人、ハリーさんと吉井さんへのモールシンレクチャー。コンナッコールの実演も。




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ハリーさんは素晴らしく勘が良いし、その類稀な感性にびっくり。なかなかコツが掴めなかった吉井さんも(ってあの短時間でマスターできるほうが珍しいんですが・・・)、そこがまた親しみやすくて、かわいらしくて、空気が読めてて。2人とも賢くて明るくて優しくて、お陰で緊張せず、楽しく過ごせました。






続いて、僕自身の、モールシンとの出会いについての話し。インドで習い始めるきっかけとかの話しをさせていただきました。師匠の紹介もさせていただきました。生放送なもので、時間の関係で友人のカメラマンの井生さんhttp://blog.goo.ne.jp/akira-65
に用意してもらった「ティヤガラージャ・アーラーダナー」で僕が演奏している動画はカット。またいつか別の機会に披露したいものです。






続いて、日本口琴協会会長、直川礼緒先生のインタヴューVTR「世界に広がる口琴」。なんと充実した内容の特集ですねぇ!




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そして僕のコレクションから、アジアの口琴数種類の紹介、実演、口琴旅行にまつわるエピソード。




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一番下のイラスト、僕がパキスタン旅行中に経験した口琴にまつわるエピソード(口琴やりながら散歩していたら、自分の後ろにものすごい行列ができていてビックリ、みたいな)なんですが、実は時間の関係で紹介できなかったエピソードとイラストがもうひとつあったんです。それは西インド旅行中、露天の金物屋を冷やかしていたら、ナベやヤカンなど生活用品の金物が並んでいるなかに、なぜか口琴が並んでいてビックリ、というもの。忘れ難い旅の思い出と、良くできたイラストだったんで、惜しかったなぁ。そのうちこのブログにでも書こうかしら。




最後に、僕のモールシンへのこだわりや抱負を語らせていただいた後、ムリダンガム荒井俊也さん、ガタム久野隆昭さんと僕のモールシンでのセッション。




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奇跡的とも言える、夕方の時間帯、テレビでの5分間に及ぶ南インドのパーカッションアンサンブルの披露でした。ありがたや。ナマステ。






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今回のことで特に印象的だったことは、番組制作スタッフの方々、なかでも一番お世話になったディレクターのYさん。ものすごい感性と好奇心と集中力で、隙の無い、細部にまで精通した素晴らしい仕事をしていらした。その手腕、気迫、生き様、そしてそれらを感じさせないユルいキャラ(笑)。プロフェッショナルを間近で見学させていただきました。






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荒井さんは車だったので収録後は真っ直ぐ帰宅されましたが、ガタムの久野氏とはプライベートな打ち上げ。渋谷の路地でイナゴやらツマミながら大生で乾杯しましたとさ。




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2012


7月 (お知らせ)ライブ活動は休止中です。レッスンはスカイプでのみ受け付けております。



●13日(金) NHK BS1 ほっと@アジア 出演


http://www.nhk.or.jp/hot-asia/index.html


月~金曜日17:00~17:49放送の「ほっと@アジア」の金曜特集。

今月13日の特集テーマは口琴です!!


南インドのモールシンはもちろん、アジア諸国の口琴も紹介します。ムリダンガム荒井俊也氏、ガタム久野隆昭氏とのセッションもあります。是非ご覧ください。