和光大学祭2013 | モールシン部

モールシン部

モールシン&ムリダンガム奏者 竹原幸一のブログ

若きモールシン侍の初陣に立ち会うべく、先月開催された「和光大学祭2013」に行ってきました。

kawazumi

向かった先はジャズ研のバー。
うーむ、ジャズ研・・・何とも蠱惑的な響き。バーは薄暗く、テーブルには蝋燭。ぶっちゃけ客もまばら。その雰囲気に乗っからないほど野暮でないつもりの僕はウィスキーのロックを注文したが、気どるのもすぐにバカらしくなり、バーテンの美女にお願いし、2杯目はタンブラーになみなみと注いでもらった。当たって砕けようとする無垢なミュージシャン達を目前にスカしてはいられず、泥酔することにしたのだ。

いよいよ目的のコンボの番。タブラとモールシンのデュオにグロッケンのラハラ(リズム周期を提示するメロディー伴奏)が加わった瀟洒な編成だ。モールシン演奏は河住悠貴氏。音楽とバイトに青春を捧げたナイスガイで、我々はやはり口琴の関係で顔見知りであり、拙宅でレッスンをしたこともある。「口琴」「金欠」というキーワードが介在する以上、彼に対するシンパシーを禁じえない。

演奏が始まると、聴き入った。酒でとっくに痺れた頭では、細かい事などどうでも良い。タブラとモールシンの織りなす倍音と雰囲気に、「そうそう、これなんだよ・・・」と相槌を打たずにいられないのだ。青臭くも偽りのない情熱を見た。演奏後会いに行くと、河住氏はホッとした笑顔を見せつつも「あー!失敗したー!」なんて叫んでいたけれど、あの時、自分の音色がどれだけ凛々しくキラキラと響いていたかを、解っていただろうか?

痺れた頭で、口琴って良いよなぁ、とつくづく思ったものです。