始まりはソ連の崩壊
アメリカのベーカー国務長官の回顧録より。
ソ連崩壊後、ロシアのゴルバチョフ大統領はNATOの不拡大を約束しました。
だがゴルバチョフの一生の不覚として文書化せずにうやむやにされてしまいます。
その後もプーチンはNATO加盟希望を伝えていますがやはり返事はありませんでした。
結果NATOは新しい敵と戦争を求めて世界中に拡大していきます。
これは常に戦争で巨大な利益を求めるアメリカの軍需産業と有力政治家、石油メジャーが行っているものです。イラク戦争、アフガニスタン戦争、シリア戦争などアメリカは戦争ビジネスとエネルギー簒奪のために常に戦争を欲しているからです。
そしてアメリカの懸念として欧州はロシアの資源に依存し過ぎていると警告しました。
このままではロシアと欧州が一つの経済圏となりロシアを敵とすることができなくなる。アメリカの影響力が弱まることを懸念しました。
少し時を遡りますが2000年辺りにウクライナのドンバスで大油田が発見されます。
規模はユーラシア大陸で3番目の量があり油田も天然ガスも産出できます。
https://oilgas-info.jogmec.go.jp/_res/projects/default_project/_project_/pdf/5/5400/201411_001a.pdf
そこでアメリカとNATOは謀議してウクライナ自体を奪ってしまおうと考えたのです。
国を奪ってしまえばロシアに依存せずとも欧州の資源は全て自前として賄える。
ロシアは資源の売り先も無くなり安く手に入れることもできる。
そして2004年のオレンジ革命が起きました。
一度は親露派大統領を取り戻しましたが2014年のマイダン革命で倒しアメリカの傀儡政権が樹立します。
これは偽ユダヤであるジョージ・ソロスとアメリカCIAが共謀して起こした暴力革命です。用意周到なアメリカ民主党はこの頃、有力政治家の息子達を偽ユダヤ、オリガルヒの石油掘削会社に事前に役員就任させており、その一人がハンター・バイデンであった。
そしてこれを察知していたロシアは即座にドンバスに親露派の民兵を配置してドンバスを防衛しました。
これに対してオリガルヒのコロモイスキーは即座にナチスを信望するアゾフ連隊を組織してCIAやNATOを指揮官としてドンバスを砲撃
ロシアは国連を通してミンスク合意を締結するが、8年間の間に3000人から14000人の民間人犠牲者を出してしまう。
アメリカやNATOは折角ウクライナを国ごと奪ったのにドンバスをロシアに確保されて怒り浸透。ソロスはこんな合意があればロシアに戦争を仕掛けられない。
ミンスク合意を今すぐ破棄しろと叫んだと言う。