相模原の長期療養型病院へ転院した母。

 

実際、転院する当日、私が母と一緒にストレッチャーごと乗れる介護タクシーに乗り、兄と弟が車でついてくる感じだった。

 

病院へ着き、院内に入れるのは1家族2人まで。

 

うちは3人で行ったので、途中で一人が交代するかたちだった。

 

母とエレベーターの前で別れる。その時になぜか「ごめんね・・・ごめんね」と私は母に謝っていた。

 

縁もゆかりも無い相模原・・・

 

そんな所に1人で置いて行ってしまうという申し訳なさ・・・

 

でも、どうかどうか母が嫌な思いをせずに、分からなくても穏やかで少しでも楽しいと思える時間が過ごせますように・・・

 

これは母が転院してから毎日祈っている事。

 

 

・・・あああ・・・

 

この時はまだコロナ禍で、その後病院へ行っても母には会えなかった。

(今は予約制で1ヶ月2回まで、1家族2人まで、1回10分面会可能になっている)

 

転院のバタバタは、これで終わり・・・かと思っていたが、そうでは無かった・・・

 

 

母が「腎瘻(じんろう)」をつけているが、それが詰まってしまったと病院から連絡が入る・・・

 

「手術をしたのは都立病院だから、そこで見てもらった方がいいのではないか」と相模原の病院。

 

・・・ちょっと待ってよ・・・また相模原から都立病院まで母を運ぶの????

 

2・3時間かけて、母を都立病院まで連れて行くの???

 

相模原の病院では、対応出来ない事なの???

 

もう訳分からなくなった・・・。

 

でも、連れて行って欲しいと病院から言われたら仕方が無い・・・

 

私は仕事中で動けなかったので、弟に動いてもらった。

 

取りあえず相模原の病院から、介護タクシーにストレッチャーで乗せられて母が来る→都立病院で弟が落ち合う。

 

都立病院で診察してもらう時に「うちでは入院出来ませんので、処置をしたらそのまま相模原に戻ってもらいます」と言われた。

 

・・・どんだけよ・・・

 

別に、帰ることが出来るなら言われなくても相模原へ戻りますよ・・・何も嫌みのように言わなくても・・・

 

この時に、私のイライラがMAXに近くなった。

 

嫌みを言う都立病院、簡単な処置なのに都立病院へ行けと言った相模原の病院・・・持って行き場の無いイライラ、介護タクシーの料金5万円超え・・・

 

母には何の責任もないし、母は何も悪くない。

 

でも、母を取り巻くまわりがどうもうまくいっていない・・・

 

その何週間後かに、また同じ状態になったので都立病院へ連れて行って欲しいと相模原の病院から電話が入った。

 

(ちょっと待ってくれ・・・)と私が瞬間的に爆発した。

 

「母を2・3時間かけて介護タクシーにのせて連れて行く負担も大きいし、また終わってから2・3時間かけて相模原に戻る事を考えたら、相模原の近くで対応してくれる病院はないのですか?」と聞いた。

 

「それと、言いたくはないけれどうちは決して裕福ではありません。都立病院へ往復の介護タクシーの料金ご存知ですか?5万円以上かかりました。同じ状態になる度に5万円以上かかるのであればもう無理です」と。

 

介護タクシーの補助は、23区から使った場合に限られる。23区の介護タクシーの会社を使わなければ補助は受けられない。なので神奈川県の相模原出発の時には使えないのだ。

 

私は、女だから割と病院も言いやすいのだと思った。

 

弟にバトンタッチするしかない。

 

女同士だと感情的になりやすいが、相手が男だと分かると結構押しつけてこないものだ。

 

つづく。