ずいぶんとご無沙汰してしまいました。

 

ホームへの入所へ向けて、様々な手続きを行い4月6日入所を決めました。

 

今までお世話になっていたケアマネさん、ほぼ毎日通わせて頂いていたデイサービス、最近ご無沙汰だった訪問介護・・・諸々のところへ連絡を入れ、経緯を説明して・・・ご挨拶。

中でもやはり一番お世話になったケアマネさんとのお別れはとっても辛かった・・・介護が全く分からず、どうしたらいいのだろう・・・何をしたらいいのだろうと途方に暮れる度に親身になって相談にのってくれたケアマネさん。

ホームに入所すれば、ホームに専属のケアマネさんがいるわけだけど、それはそれでとっても不安だった。

というのも、ホームへの入所の手続きの際に直接ホームのケアマネさんに会ったのだが、その方は男性で・・・外見・話し方・所作・・・すべてが私の苦手とする人だったから・・・。

でも、今までのケアマネさんにその事を話すと「本当に色々な人がいるから。大丈夫よ、頼るところは頼った方がいいわよ。」と背中を押してくれた。

そして、母をこのタイミングでホームへ入れるという決断も「正しいと思う」と言ってくれた。・・・それだけで少しは気持ちが軽くなった。

 

母の入所の日・・・普通に朝ご飯を食べ、母は自分の部屋のベッドに座っていた。

私はもう、ドキドキしながら・・・そしてもう母がこの家には戻ってはこれないであろう事を考えると、もう色んな感情が沸いてきて心臓が痛くなった。

母に「ねぇ、ちょっと出掛けてみようか」と声をかけた。

母は「そうね。行ってみよっか」と機嫌が良かった。

・・・「ごめん」と心で何度もつぶやいた・・・

母と兄と私・・・車に乗り、ホームの近くの神社へ行った。

そこは、母がお嫁に来た時に良く行った神社。孫の七五三などのお参りにも行っていたゆかりのある神社だった。

でも、神社の駐車場に車を停めて行こうとすると母は不穏になっていた。

「またどこかへ連れて行かれる・・・」と思ったのだろうと考えた。

私は「ここはずーと来ていた○○神社だよ。お参りするんだよ。さ、行こう」というと眉間に皺をよせたまま母は歩き出した。

 

お参りを済ませると母はもう普通に戻っていた。

 

そこから車で5分ぐらいのところにホームはある。

 

ホームの駐車場に車を停めて、建物の中に入ると・・・また母の表情が一変した。

「なんなの?ここは。」と。

ホームの人に「兎に角、母と私達を別々のところへ離して下さい」と頼む。

だいたい、ショートステイの時もこんな感じだった。

母はホームの人が上手く誘導しながら、話相手になってくれていた。

私と兄は、入居する部屋のセッティングへ。

持ち込んだ荷物・衣類・日用品などを部屋に全部セットした。

そして、また下の階に戻ると母が居た。

「なんなの?こうやって私を捨てるの?」・・・今も頭から離れない・・・

「違うよ。肩脱臼しているでしょ。だから良くなるまで、ここで見て貰うんだよ」と嘘をついた。

母は納得していない・・・いや、納得させるのは無理。

それは前のケアマネさんにも言われた。納得させるのは無理よ。

気の毒だけど・・・きっとそれも忘れてしまうから。と。

 

たぶん、母の不穏ぶりを見ていたホームの施設長が一番うろたえていたのではないか・・・

ずっと、私達に「どうしましょう、どうしましょう・・・」と言っていた。

施設長は私達よりも遙かに年下の男性・・・とっても優しそうな好青年だけど、ちょっと頼りがいはなかった。

 

つづく