うちの母は、自分が「認知症」だと診断されても違うと思っている。
母の持論は「自分の場合は年齢的なもの。年齢的な物忘れ」だと言い張る。
“年齢的な・・・”ね。ふ~ん。いいね、ポジティブで。
普通さ、体力の衰えとか肌とかのはりつやとかさ、年齢的なってあるけどアナタの場合は病気ですから!!!
『アルツハイマー型認知症』診断されてますからね。
昔は「呆けた」とかさ、ボケ老人みたいにあまり病気としてはとらえられてなかったから、余計に「そういう人とは一緒にされたくない!」というプライドが高い母は受け入れられないんだろうね。
薬だって、放っておくと飲まないし。
毎日私がムーミンのメモに「朝食が終わったら飲んでください」と書いて薬を貼り付けて置いておくんだけど、それだって「飲むように!」なんて書いた日にゃ~・・・たぶん命令口調が頭にくるらしく、飲まないし。
ホント・・・プライド高いワガママな人です。
周りは「病気がそうさせているのよ!」とか「そういう病気なんだから」と言いますが、イヤイヤ元々の性格が大きく出る病気でしょうね。
家族が振り回されます。
今回、ディサービスに通わせる作戦も本当に色々練りました。
母の性格からして絶対にまともに話しても聞き入れないだろうし、ケアマネさんとも相談して「コミュニティーセンターでボランティアのアルバイトを捜している。ボランティアだからお給料などは出ないけど、お昼ご飯は食べられる。一週間に1~2度くらいお手伝いしてもらえないかな?」と大嘘をついた。
母本人はたぶん「必要とされている」と良い気分になったんじゃないかな。
二つ返事で「私にお手伝い出来るのであれば」と言っていた。
現実は母が「御世話になりにいく」んだけど。
そんな事はもうどうでもいい。一日中何処にも出掛けず、誰とも話さずに家にいるよりも絶対に外に出て誰かと話をして(話が通じる通じないはこの際関係ない!)刺激を与えなければ。
どうか・・・私達の嘘を神様・・・お許し下さい。
ついていい嘘・・・かな。