認知症の治験薬ですが、中止しました。


今年、年明け早々に母から「あの薬を飲むと、顔がかゆくなり、まだらに赤みが出る」「もう飲みたくない」と言われ、大学病院の先生とも相談してリタイヤすることにしました。


他にもその治験薬を飲んでいる人達はいるのですが、そんな症状が出る人は一人もいないそうです。


先生もたぶん「薬を飲みたくない」という気持ちからくる精神的なものでしょう・・・と。


「本人が飲みたくないのであれば、中止したほうがいいかもしれません」といわれました。


私は「せっかく認知症の新薬かもしれないのに、しかもその間全面的に大学病院がバックアップしてくれて治療費も無料になるのに・・・」もうショックで・・・。


母は、普通の今まで処方されている認知症の薬も「いつまで飲み続けなければいけないの?」「私はそんな薬を飲むほどではない」と生意気な事ばかりを言い、毎日家族が「うんざり」です。


自分で自分を「どうして優しくしてあげられないのだろう」と思います。


でも、ほぼ毎日一緒に暮らしている家族には無理だろうと思います。


認知症の人相手に怒らないでいることが精一杯。


その為には「あきらめる」しかないです。


家族がどんなに「薬を忘れずに飲まなくちゃ駄目なんだよ」と言ったところで、母は忘れるんです。


・・・仕方ない・・・そう思うしかないんです。


「あれだけ言ったのに、何で忘れるの?」なんて言ったところで相手は逆切れします!


「もう放っておいて!薬なんて飲まない!飲む必要がない!」と。


頭の中が壊れているのだから仕方ないのかもしれないけど・・・。



正直、「もう長生きしてくれなくていい」「どこか施設に入って欲しい」と思う事もしばしば。


・・・認知症・・・病気の本人よりも、家族がそれ以上に病んでしまう本当に怖い病気です。


認知症の人を実際に面倒見ていない人は「そんな事言わないで!もっと優しくしてあげて~!」とか「一緒に食事の支度をしたりするのが良いんだってよ~!」とか簡単にいいますけど・・・「そんなドラマみたいな対応なんて出来るわけないだろ!」って話です。


自分が働きながら、家の食事の支度をし、母の薬の管理をし、病院へ連れて行く・・・。仕事中も携帯にガンガン電話をかけてくる。・・・銀行の通帳を無くす、再発行などの手続きに走る・・・。

こっちの頭がおかしくなりそう・・・。


世のお医者様・・・本当にどうにかして下さい。


と思う今日この頃なのでした。