東京の上野で開催中のルーベンス展へ行って来ました笑

この展覧会は昨年末に「大人の日経OFF」で付録のハンドブックを見てからずっと楽しみにしていた美術展の中のひとつです。

ちなみに今年も美術展特集が発売されます。
日経おとなのOFF 2019年 1 月号

そして美術展の楽しみのひとつでもあるミュージアムショップで展覧会オリジナルグッズを(図録3000円も含む)購入しました。


夢中になったプラド美術館展でもルーベンスの絵を観られたので、絶対にわたし好みだと確信してました。
まぁそのときにペーテル・パウル・ルーベンスの名前を知った程度の人間ですが……。

ちなみにここでも「セネカの死」が展示されていました。
これで観たの3度目ですよ。
今年はずっと本家プラド美術館から借りっぱなしってこと?
日本へ貸し出し中ってパネルがずっと貼ってるの?

初めて見たときからなんか違和感があったんですけど、今回解説文に
顔はルーベンス、身体は別人か描いたとあって、そのせいだとやっと納得。

ルーベンスが七ヶ国語も話せて、外交官で、画家としても才能あふれるって
音声ガイドで知りました。
なんでもできる天才っているんだよね……。にしても凄すぎだろ。

フランダースの犬でネロが観たいと切望した壁画の作者。
実在の作者と絵画だったのか!

(なんでその肝心の絵画が今回観れないんだよ)っと思ったら、入ってすぐの休憩エリアで4Kで上映されています滝汗


音声ガイドは長澤まさみ
芸能人かー……っておもっていたけど、想像よりずっと自然な語りで全然違和感がなかった。
途中から女優さんということを忘れて、集中して鑑賞できました。



気がついたら4時間経っていた……。
足の裏がめっちゃ痛い。
いつの間にかタイムリミットである5時が迫っていたため、大取である最後の部屋を巻きで見た。
模様や筆跡をすみずみまで満足に見ることができなかったのが心残り。

4時間観てもまだ時間が足りないってどういうこと!??
常設展示も観る気だったのに行けませんでした……。
昼過ぎに入ったから余裕だろうと思っていたのに。

最初からじっくり時間をかけて観すぎたのが敗因かもしれません……。

筆のタッチ絵の具の盛り細かい模様をじっくり見るのが好き過ぎた。
近くから見て、離れてじっくり見る。

プラド展でもそうだったので、結局兵庫で開催された巡回展まで行く羽目に。

もっと美術館慣れして観かたを改善したいですショボーン

1章 ルーベンスの世界 「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」って、見たときはカッコイイ男かと思ったら女の子だったんですね。
第3章の宗教画は重かった。どんより重苦しい気持ちに。でも1番時間をかけて観た部屋。
4章と5章はヌード。裸ばっかり! 見ちゃう。

6章 絵筆の熱狂7章 寓意と寓意的説話が特によかった。
「パエトンの墜落」が好きです。
連れ添っていた時と季節の女神が「ええぇ」ってドン引きしてるの。
青い衣の人がメインかと思ったら胸がある。
たいてい主題の人の顔がハッキリ描かれているのに、見えない思い切った構図。



外に出たらもう真っ暗でビックリした。



前回来た時と同じく、ま~た急いで駅へ走る羽目に。


館内のミュージアムショップで8618円分のグッズを買いました。
ちなみに、チケットを買わなくてもグッズを買えます。
建物の入り口から入ってすぐ左にあります。



いうてこれでも我慢した方です。
チケットホルダーや大判ハンカチなどあれもこれも我慢してあきらめてこの金額……。

旅行はインテリアを壊す。ってティム・ガンの本に書いてあった言葉を胸にしても。
誰でも美しくなれる10の法則 (宝島SUGOI文庫)
全部を飾れないとはわかっていても、あとからは買えないし……。

見開きで飾れるグリーティングカードは500円 行く前から買うと決めていた存在感あるデザイン。
キーホルダーは918円と高めだけど、これを我慢したら後悔するのは
プラド美術館展のブリューゲル キーホルダーで経験済みなので。
でもこの値段ならもっと絵柄が大きくてもいいのに。

絵柄は多種ありました。
「娘クララ」とどっちらかで悩んで、「パエトンの墜落」を。

フランダースの犬 とのコラボ商品リップクリーム缶(絵柄3種類有り) 550円
ネロとパトラッシュの顔アップバージョンは売り切れていたので2択だった。再入荷されるのかどうかはわかりません。



図録が3000円!
お高いけどその分内容も充実してます。
表紙絵は2種類あります。
わたしは今回1番気に入った、「パエトンの墜落」を選びました。

ただ、見本誌が置いてなかったので、人に読まれたあとがあってモヤモヤ。
急いでいたからちゃんと確かめなかったんですが、
下から取ったのにめくり跡とか気になるモヤモヤ。高いだけに気になる。
正直、買い直したいくらい、モヤモヤ気になる。

レジにも袋入りのものが置いてあるので、新品がいいかたは
直接買うことをおすすめしますえーん
なんで売り場に置いてあるのを持ってったんだわたし……。あほ! 神経質!


この絵、マルスがっつき過ぎだろと思った作品。

出品作の「マルスとレア・シルウィア」がパッケージ。
ヴィタメール〈 ルーベンス展限定パッケージ 〉1100円

公式サイトでも早々に紹介されていました。
http://www.tbs.co.jp/rubens2018/event/#tie-up

これはお土産に分けます。


今回1番のおすすめ商品は、

このA4クリアファイルです!
なんか立体に見えるでしょ。



めくってみたら、内側にも印刷があるんですびっくり



音声ガイドリストを入れてみても、裏側から絵が見える。



表側には人物が浮き出て見えるんですラブ
すっごく凝ってる!!



「パエトンの墜落」クリアファイルでも絵柄が浮き出て躍動感がある。

A5クリアファイルは400円なので50円違い。
どこの展覧会でも普通に作品を印刷しただけのクリアファイルが多い中、このデザインは心惹かれました。作った人ありがとう。
買ってよかった!



ポストカードが1枚150円を9枚。
本当は全種買いたかったんだけど耐えた……!

ブックマーク(300円)は絵柄に悩んでクララにしました。

買わなかったけど、
他にも定番のメモ帳・ノート・マグネットトートバッグ、
来年のスケジュール帳もありました。

たったこれだけで8000円越え……。
美術館こわい。

でも記念だし、もう買えないし。

なぜわざわざ書いたかというと、
公式サイトにグッズが全部載っていれば選んでから行けるんですが
数点しか掲載されていないので、わたしが買ったものをブログに記してみました。
これから行くかたの参考に、少しでもなれば幸い。

わたしは他の人が買ってアップしている物が欲しくなったりするので。

ルーブル美術館展でも2度目はSNSで見たものを買いました。

美術展は好きだけど、ミュージアムショップで破産しそう笑い泣き
プラド展では1回目2000円、(時間がなくてポスカと犬のキーホルダーしか買えなかった)
2回目では図録含む8000円超え。
ブリューゲル展は1回目図録含む6000円超え、2回目で3000円超え。

こわすぎ……。

全部買って満足だけど。

昨年から楽しみにしていた今回の美術展。
至福の時間でした。

今年は色々見てきましたが、プラドに次いで大きな絵が多く、見ごたえがありました。

混雑状況は、現時点でまぁまぁ。

ごった返したムンク展ほどじゃなかった。
朝通りかかったら開館前に列ができていたけど、ムンク展の方が長かったし。

会期終わり間際の東山魁夷ほどの入場列とミュージアムショップの列もなかった。

絵の前に人が溜まっているけど、ちょっと待てばすぐ目の前の1列目で観られる。

でも素描のコーナーでは絵が小さいため、みんな1列目で観ようと並んで列ができていました。


本で予習してから行くともっと造形を深めるかも。
ルーベンスぴあ (ぴあMOOK)


ムンク展、フェルメール展、東山魁夷展にも行ったので
それらのことは、また別の日に……。


混雑した状況でも後ろから細部まで観られるように、単眼鏡も持って行くのがおすすめ。
Nikon 単眼鏡 モノキュラー HG5X15D (日本製)

ビクセン(Vixen) 単眼鏡 マルチモノキュラーシリーズ マルチモノキュラー4×12 1105-06