今日、両親と久しぶりにドライブに出かけた。
行き先は、昔まだわたしが小さかった頃に行った場所。
たまたま、そこになったのだけど。
行ってみて、わかった。
今行くべきところだった。
とても象徴的な場所だったんだ。
わたしの家族は、はたから見たら、
ごくごく普通の、仲の良い、問題のない、何なら友達に羨ましがられるような家族。
とても「まともな家族」。
「ちゃんとした家族」。
でも、ずっと、ずっと違和感があった。
これは、兄も一緒だったみたい。
むしろ兄に言われて、わたしも気づいた。
大人になってわかったことだった。
「ちゃんとした家族」を演じてたんだって。
そういえば、
本気でぶつかり合ったり、
本気で愛情を伝えたり、
してこなかった。
反抗期という反抗期もなかった。
親の前で泣くことなんて、できなかった。
気まずいことが家族の中で起きても、
次の日には、みんな暗黙の了解で「何もなかった顔」。
誰も悪くなかった。
きっと、子供は子供で、大好きな親を悲しませないため。
きっと、親は親で、大切な子供に心配をかけないため。
それがいつしか、その根本にある想いを忘れて、
形ばかりの家族になってしまった。
家族一人一人、「飲み込んだ想い」があった。
「我慢した何か」があった。
でも、もうそれを終わりにする時が来た。
それが、今(この数年間)。
家族が、本気で家族をするための出来事が次々に起きた。
その度に、封印した幼い頃の記憶を掘り起こして、
溢れる「悲しみ」、「寂しさ」、「悔しさ」、「怒り」を感じていった。
伝えられなかった気持ち、伝えずにきてしまった思いを親に話した。
本当にこれでもかと、次から次へと気づかせるための出来事が起こるから、
はじめは、戸惑ったし、心底疲れた。
でも、おかげで、わかったことがある。
たくさんの誤解があったこと。
たくさん愛されていたこと。
親も完璧ではなかったこと。
親のために生きる必要はないということ。
現在進行形で、本気で家族をするための出来事は起きているけど、
その度に、ちゃんと「家族」ができるようになってきてる。
最近、みんな穏やかで、いい顔をしてる。
流れる空気が違う。
ほんと、なんとも言えない感覚。
じわー…っと胸の奥が温かくなるような。
そんな感覚。
冒頭で、今日ドライブに出かけたと書いたけど、
とにかく楽しかった!幸せだった
親の機嫌を気にすることもなく、
行きたいお店に寄って、
食べたいものを食べて、
おいしー!!って大喜びして、
鋸山の山頂ではしゃいで、
お土産屋さんで変なキーホルダー買って、
ルンルンして。
子供の頃にできなかったことをするためのドライブだったんだ。
だから、今行くべきところは、あの頃に行った場所だったんだ。
今日は、ちゃんと「家族」をした一日だった。
今日はぐっすり眠れそう。おやすみなさい
Lisa.







